疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

休日のポイント投資備忘録-ポートフォリオのお手入れ(投資信託整理)

2022.12.3 休日のポイント投資備忘録

 

いよいよ年末を迎える時期となりまして、ポートフォリオも今一度

見直しているところですが、

・本日は、結構ほったらかしになっていた投資信託銘柄の整理を行います。

 投資信託はポイントだけで投資していた分なので、大した金額は積んでませんが、

 かき集めると少し贅沢な食事ができるぐらいにはなるので、今回整理します。

・整理と言いましても、銘柄選別はこまめにしていたので、

 保有銘柄自体は現時点でほぼ固定となっております。

 投資信託をやってる方であれば知っていると思いますが、

 保有銘柄としては下記のとおりです。

 ※ 全て、楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイントだけで積み立てています。

  1. S&P500 全米株式(三菱国際版、SBIバンガード版、楽天バンガード版)

  2. アライアンス・バーンスタイン 米国成長Dコース 為替ヘッジ無し

   為替ヘッジが無いため、円高をもろ食らい中です・・・。

   以前は、ブラックロック関係投信とかも持っていましたが、結局上記に

   集約となりました。

保有銘柄は変えるつもりはないのですが、

 今回の見直しポイントは「預け先の証券会社の整理」となります。

 これも小さいところではありますが、保有銘柄・保有金額などの条件によって、

 証券会社それぞれで「ポイント付与」サービスがあります。

 おまけレベルではありますが、意外にバカにできない部分です。

 貰えるのであれば、ここもしっかり手を入れる必要のある部分となります。

・証券会社口座自体は、複数の証券会社で開設済みですが、

 どうしても使用用途の関係で使う会社も限られてくることになります。

 現時点では、松井証券がメイン、SBI証券楽天証券投資信託ポイント投資、

 あとは、日興証券(フロッギー)で金額指定+ポイント投資で動かしています。

 今回は、松井証券SBI証券・楽天証券の三社での預け先組み換えを

 検討するのが目的となります。

 

先に【結論】ですが、

楽天証券保有分 → 全売却して、他証券会社へ移し替え(※銘柄移管はしない)

松井証券 → 1銘柄のみ、SBI楽天から集めて保有

SBI証券 → 現保有分は、1銘柄以外は維持。楽天分をまとめて保有する

 

・改めて調べましたが、自分の環境で行くと、

 楽天証券のメリットがほぼ皆無になってしまうため、

 上記のような判断となります。

 楽天証券、以前にポイント付与ルールの改正でかなり改悪されてしまった

 という点が大きく、一定条件をクリアでボーナス一時金としてポイントが

 付与されるだけで、定期的にポイントがもらえないため、預けておくメリットが

 大きく薄らいでしまったという点があります。

 ただ、全くメリットが無いわけではなく、ポイントアッププログラムを活用

 する方であれば、十分活用できるサービスですが、ポイントアッププログラム

 を使わない環境のため、自分にはメリットが無い状況という事になります。

  →以前からルール変更内容も知っていたのですが、タイミング的にも

   移し替えにはあまり向かない状況だったので、長らく保留にして忘れて

   しまったところでの、改めての整理となります。

・後は、SBI証券と松井証券ですが、

 両証券会社ともにポイント付与サービスの良さにばらつきがあるので、

 銘柄ごとに調べて上記のような判断となりました。

 どちらの証券会社も良い点がある反面、力の入れる方向が違うため、

 SBIではポイントが付くものでも、松井証券ではポイント付与がなし、

 という銘柄があるため、これは自分が持ちたい銘柄を先に決めて、

 預け先の証券会社のポイント付与率を確認するという手間をかける必要が

 出てくるという事になります。

・例えば、S&P500関連の銘柄については、

  松井証券はほとんどポイント付与の対象になっていません。

  SBI証券は低利率ながらですがポイント付与があります。

アライアンス・バーンスタインについては、上記銘柄ではポイント付与率が

  松井証券 0.45%、

  SBI証券    0.1%

 と4倍差があることから、この部分はよく調べる必要があると言えます。

・証券会社によって、力の入れる方向性が違うのは当然なので、この辺は銘柄

 調査するのと同じ要領で、証券会社の調査も必要となります。

 複数証券会社口座を持つメリットの一つと言えると思います。

・後は移し替えの方法ですが、

 基本的には売却して現金化させて移します。

 確かに「銘柄移管」という手段もあります。

  今回名前を挙げた証券会社全て対応できているのは知っていますが、

  移管費用が大きく費用対効果が見合わないので、基本売却で移管となります。

  利益が沢山ついてたり等、移管手続きの方がメリットがある場合もあるので、

  個別判断となります。

 含み益それほど大きな金額でない場合や、デイトレでの赤字や株式の繰越損失

 などを活用できる場合は、売却して現金で移管する方が安く済みます。

 あとは、保有価格を維持したいのであれば、売りと買いをそれぞれの証券会社で

 同時に発生させるという手法で、それほど大きなブレにならない金額で移動

 させることは可能です。この辺は技法の問題になりますが、気にならなければ、

 おそらく、この手段が一番コストが少ないパターンかと思います。

 【注】売却して現金で移管するということは、売却の際に売買損益が発生する

    ので、確定申告の対象となります。

    確定申告の時期を今にしたくない場合は、「銘柄移管」の手段をとる事が

    必須となりますので、使用用途にご注意ください。

 

投資信託は、購入も売却も取引完了まで時間が掛かりますので、資金として

直ぐに使いたいのであれば、あまりお勧めはできませんが、とりあえずほったらかし

で増やしたいという事であれば、投資信託の活用は効果的と言えます。

投資信託を長らく活用したいという事であれば、投資信託の売買の経験は、

早くした方がよく、証券会社ごとの特色もあるので、いろんな証券会社での

取引をされるのが良いと思います。

手軽にポイントで出来るので、まずはポイント投資からの投資信託が良いと思う

所です。

少し慣れたなら、ひとかぶ投資を次のステップに。

ひとかぶ投資もできる証券会社も増えました。

その中でもLINE証券は、成行取引限定ではありますが、証券取引所のリアルタイム

での取引が可能ですので、臨場感を味わうならLINE証券が確実です。

他のひとかぶ投資対応の証券会社も、スイングトレード以上の中長期投資であれば、

かなり有効なので活用がおすすめです。

この辺も、記事にまとめて行ければと思いますが、とりあえず今日は投資信託

ポートフォリオ整理となります。

 

ここまでご覧頂きまして有難うございました。

良き休日をお過ごしください。

お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

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