疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

休日のポイント投資備忘録-元手になるポイントについて

2022.11.13 休日のポイント投資備忘録

 

ポイント投資に関して、人によって色々とイメージがあると思います。

かくいう私の友人も、楽天ポイントでのポイント投資をやっていたりと、

知っている人なら、お手軽にできるというのがポイント投資の良いところです。

では、少し踏み込んで、若干本気目でポイント投資をしたい場合、

どうするのかというのを考えていきたいと思います。

 

皆さんは、どのようなポイントを集めているでしょうか?

地元スーパーなどのローカルなポイントも、お買い物をする上では有用ですし、

Tポイントや楽天ポイントなどを狙ったモノも当然有用です。

では下記の2点、どこまで細かく知っているでしょうか?

・ポイント投資のできるポイントの種類

・ポイント投資のできる証券会社

・ポイント投資のコスト

 

ポイント投資に興味のある方は、しっかりした知識があるので問題なく答えられると

思います。むしろ、関心が高いでしょうから、私より詳しい方は沢山いらっしゃる

と思います。

自分でも色々と調べている中で、知っているつもりが意外に知らなかったり、

結構間違っていたり、逆に損をするような知識になっていたりする事があり、

少し自分用に頭の中を整理しようと思い、今日の論題となりました。

 

まず、ポイント投資のできるポイントの種類を整理してみましょう。

皆さんご存じだと思いますが、改めて挙げると概ね下記のモノではないでしょうか。

(※カッコ書きは、対応している証券会社です)

【2022.11.13時点】

・Tポイント(SBI証券、SBIネオモバイル証券 → 23.3.13にSBI証券経営統合予定)

Pontaポイント(SBI証券auカブコム証券)

JALマイル(SBI証券 → ポイント付与○、ポイントで購入投資×)

・Vポイント(SBI証券 → ただしTポイント・Pontaポイントと競合のため併用不可)

・dポイント(SBI証券 → ポイント付与○、ポイントで購入投資×、日興フロッギー)

楽天ポイント楽天証券

LINEポイント(LINE証券)

 

 注:現物株式投資投資信託ができるもののみを挙げてます。

   「ポイント運用」という疑似体験になるものは省いています。

 

種類もあり、色々とポイント投資しやすい環境ではありますが、他ポイントとの

競合や経営統合で現在新規口座申込停止、証券会社からポイント付与はあるが

ポイントを使用したポイント投資ができないなどがあったりします。

 注:SBI系列の経営統合に関しては、どのように統合編成されるかが不明なため、

   ポイントの取り扱いも、現時点のモノで判断となっております。

そのためポイントの選定は、かなり重要な位置を占める事となります。

ポイント投資に関心がある方の場合、そのポイントが大量にもらえる

いわゆる「経済圏」思考で動かれている方も多いと思います。

ここが非常に重要で、

 「ポイント投資のために経済圏を動かす」のか「経済圏生かしてポイント投資する」

 かという判断になるため、自分の経済圏の熟知がとても重要になります。

 

私自身、上記に記載したポイントはJAL以外は全部持っていて、ポイント投資に

ポイントを使用しているのですが、Vポイントだけ、上記の通り他ポイントと競合

するため、使えずに宙に浮いたままとなっていて、現時点での課題となっています。

 

あとは、ポイントの増やし方が焦点になると思います。

こここそが「ポイ活」と言われる部分となります。

主に考えられる手段としては、概ね下記のものが挙げられます。

・お買い物でポイント付与

・アプリ等で特定条件クリアでポイント付与

お買い物は、買い物する場所や使えるポイント、キャンペーンでのポイント付与倍率

を意識すればよい話なので、そこは個々の状況で判断という事になります。

 

アプリ等の条件クリアに関しては、概ね下記のモノとなります。

・クレカ新規作成などのいわゆる「セルフバック報酬」を狙ったポイント獲得

・アプリ等を遊んでゲームクリアで報酬獲得する「成果型報酬」を狙ったポイント獲得

セルフバック報酬系は、

 口座新規開設やクレカ新規作成等なので、報酬は高めですが、一度参加すると

 同じものに二度と参加できないというデメリットはあります。

 参加タイミングもよく考える必要があると言えます。

成果型報酬系に関しても、

 「アプリ新規登録後~」というような条件の場合は、同じものに二度と参加できない

 というパターンはあります。ただし、報酬は高めで、なおかつゲームアプリに

 関しては、新しいものがどんどん出てくるので、そこそこ参加頻度は多くできる

 パターンではあります。この辺は、専門的に特集しているブログもあるので、

 参考にしてみると良いと思います。

 また、パズルクリアでポイント付与や広告を視聴してポイント付与というタイプは

 繰り返し参加が可能ですが、1ポイント付与というように、ポイント数が小さい

 事が多いため、時間コストとの兼ね合いを考えないと全く見合わない報酬に

 なります。

 この辺は、休憩時間の合間とかのスキマ時間で上手く埋められるようなアプリ

 使用手順を考える必要があります。

 この手のモノは、まとめて参加して~という感じになりがちですが、

 思った以上に時間を取られてしまうため、やはり工夫が大切になってきます。

 

時間コストを考えつつ、どこまで無料でポイントを集められるのかは、工夫次第

という事になります。

どのポイント投資でも、「100ポイント以上」が共通のキーワードとなります。

自分のスタイルに合った集め方を考えて頂ければと思いますが、

一番スタンダードなのは、各ポイントのポイントアプリでの報酬稼ぎではないかと

思いますので、ぜひ活用して頂ければと思います。

 

ポイントで投資信託やS株(単元未満株)を一度購入できれば、

あとは現金になるので、ポイント投資の継続は確実に大きな強みになります。

個人的には、リスクがあるものの、投資信託ではなく現物株式が良いと思って

おります。この観点から、S株だけでももちろん良いと思いますが、併用しながら、

金額指定での現物株購入が良いと思っております。

なので、個人的な一押しは「日興フロッギー」です。

手数料もそれほど高くはない上に、ファーストリテーリング(9983)や

レーザーテック(6920)といった銘柄も、100円分の株数で購入できるメリットが

あり、スイングトレード以上のロングスパンのトレード練習には最適です。

逆にデイトレスキャルピングは性質上取引できません。

トレードルールが通常の即時注文・即時決済ではなく、ポイント投資特有のルール

に則った形なので、必ずスイングトレード以上のロングスパン取引となります。

あともう一つ強みがあります。

dポイントで、期間限定ポイントと通常ポイントの2種類ありますが、

Tポイントや楽天ポイントでは期間限定ポイントはポイント投資の対象外ですが、

dポイントは、ポイント投資の対象として使う事が出来ます。

これが地味ですが非常に大きな強みです。なので、dポイントでのポイ活に力が

入ってしまう理由にもなります。

S株で即時決済したいということであれば、LINE証券が一押しとなりますが、

日興フロッギーのように、金額指定での購入はできないので、目的別で上手く

利用するのが良いと思います。

 

しっかり使い分けでポイントを現金資産に、そして少しでもお金が増える装置に

作り替える事が大切かと思います。

参考になれば幸いです。

ここまでお読み頂きまして、誠に有難うございました。

 

 

 

 

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