疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

デイトレ環境に関する備忘録-「環境」と「モノ」の「価値」を考えてみる

2022.11.13 デイトレ環境に関する備忘録

 

デイトレをされる方が、トレードする環境に関して。

一般的なイメージで行くと、PCモニターがたくさん並んでいる風景が

普通に想像されると思います。

かくいう自分も、以前まではそういうイメージでした。

デイトレをするようになって1年ほどではありますが、

モニターの数も含めて「環境」というのが、かなり大切なのが

最近よく実感しているところです。

 

なぜ、こういう書き方をするのかというと、

次のような、ちょっとした疑問が以前からあるからです。

1.モニターから受け取る情報量に関する疑問

2.視覚的な情報以外の情報に関する疑問

3.生活環境直結での、手に届く範囲の環境に対する疑問

 

1.モニターから受け取る情報量に関する疑問

 この論点は、デイトレーダーの方には重要な論点かと思います。

 投資系YouTuberの方で、トレード環境の特集をされる方がいらっしゃいますが、

 よく、モニターが沢山ある環境が出てきます。

 有名個人投資家のテスタさんのトレード部屋も、

 松井証券のチャンネルとかで公開された風景を見ても、複数枚のモニターが

 映っていたりしますが、「果たして本当に全部必要なのか?」という

 疑問があったりします。

 自分はまだ初心者みたいなものなので、自分自身のトレード環境も整備途中

 みたいなものですが、現時点でモニターは3枚を使用していて、

 今の感触から、あと1~2枚欲しいかなとは思っております。

 逆に1~2枚増やしたら、それ以上はいらないかもとも思っております。

 この原因を考えていくと、自分自身としては次のように感じています。

 ・デイトレで使用するソフトやツールが何なのか?

  私自身、現在楽天証券のマーケットスピード2(以下、マケスピ2)と

  松井証券のネットストック・ハイスピード(以下、ネトスピ)を併用しています。

  この両方を使っていますが、PCはいたって普通に使用できています。

  処理落ちなどしないように、念のためデイトレ中は、この二つのソフト以外は

  起動させていません。

  他の情報については、ipadを持っているので、デイトレ中にYouTube等の

  情報収集は、主にそちらでやっています。

 ・画面表示形態がどのようになっているのか?

  楽天証券のマケスピ2に関して

   複数窓が可能ですが、同時表示できる窓の数に上限(メイン1窓+サブ15窓)

   があるため、これより多く表示する場合、他ソフトの併用が必須となります。

   自分自身は、マケスピ2のフル板機能が好きなので、この機能を中心に利用

   しています。

  松井証券のネトスピに関して

   今自分がデイトレでメインに使っているツールとなります。

   手数料等考えると、現時点の自分の最適解のツールと思っています。

   松井証券だけにしない理由としては、楽天証券のマケスピ2の情報量や表記が

   好きだからというのが大きな理由です。

   松井証券のネトスピでも良い情報が多いのですが、どうしても表記方法の好みや

   ネトスピは、メインウィンドウ内であれば、複数の情報を表示できますが、

   メインウィンドウを複数作る事が出来ないようです。

   ・・・自分がやり方知らないだけなのかもしれません。間違っていたら

   申し訳ないのですが、この点が自分の中で数少ないマイナス点なので、

   楽天証券を併用しています。

   あとは、フル板表示が1銘柄しかできない点も、自分の中で引っ掛かっている

   ポイントで、マケスピ2を併用するもう一つの理由です。

 ・1画面に表示する限界量の問題

  長時間モニターを眺めることになるので、1画面の情報量が細かくて大量の場合、

  確実に体への負担(特に目や肩など)があるので、この点も踏まえて、

  モニターに表記する情報量も上手く加減が必要になります。

  ガチトレーダーの方が、1画面に沢山の銘柄の株価チャートを表記していますが、

  自分だと、情報をさばききれないので、そこまで沢山は表記していません。

  あれは、本当に極めているガチ勢の方たちができる技なので、

  あくまで自分の手に収まる情報量というのが大切だと思います。

  その関係で、画面表記している銘柄数は10銘柄、あとは指数関係の情報と、

  メイン取引画面、といった感じです。

  これも、あくまで現段階なので、この先どのように環境を変えてくかは、

  自分のトレードスタイルの変化に伴って、という事なので、随時改良して行ければ

  と思います。

 

2.視覚的な情報以外の情報に関する疑問

 この論点は、割と大切なのかな、と思っております。

 某投資系YouTuberの方が、耳から入る情報の大切さに関して話していて、

 確かに、そこも判断材料として情報があれば大切だなと感じたところです。

 特に、急騰・急落などの銘柄取引状況の実況があれば、デイトレでは

 有用だと思いますし、逆にリラックスできるバックサウンドを流して、

 デイトレでのストレスを和らげる戦法も良いと思います。

 この論点については、まだ自分としてはどちらが最適解なのかが見つかって

 いないので、その時の気分で変えるようにしています。

 1つ感じたこととしては、耳に入る情報が多すぎると雑音になって、

 デイトレの邪魔と感じる場合があったので、この辺は要検討だと思っています。

 なので、時間帯によって流すものを変えるなどの対策はあった方がいいのかと

 感じるところです。

 

3.生活環境直結での、手に届く範囲の環境に対する疑問

 トレーダーの方たちの部屋の中は、モノが本当に少なくてシンプルな方が

 とても多い印象があります。

 実際に、トレーダーのお部屋紹介を特集しているYouTube配信を見ると、

 モノが少ない方が多いですし、その他、テスタさんの配信や、ヤーマンさんの

 会社でのデイトレ朝配信も、周りには本当にモノが無いというのが印象的です。

 自分もデイトレをするようになって、本当に部屋からモノがどんどん減って

 いるのを実感しています。

 意識的に処分しているのもありますが、最盛期に比べて確実に半分以上

 モノを減らしている状況です。意識付けの問題なのかもしれませんが、

 投資に集中すると、モノへの散漫的な執着が無くなるのかもしれません。

 逆に本当に価値のあるものだけ、エッセンスとして手元に残すようになるので、

 この点に関しても、株式投資をするようになって良かったと思いました。

 

株式投資も含めて、「価値」というものを考え直すきっかけになったと言っても

いいと思います。

自分の中では、株式投資に限らず、色々な物事に関して、

価値を「整理」することがかなり大事なのを実感しているところです。

自分の中のプロセスとしては、次のような感じになっています。

なお、あくまで自分の中でも考え方の書き散らしなので、誰かの論説を

直接参考等はしておりませんが、基礎的なものとしては、古典的な財務会計理論

や経済理論の基礎理論的思考が元という事が出来ますので、目新しいモノではなく、

「観察で出てきた普通の一般解」みたいなものと思って頂けると助かります。

(投下資本回収余剰計算の経済価値行動への落とし込みみたいなものです)

・自分に必要なものかのを判断(価値保有判断)

  必要であれば保有、不要であれば次の段階。

  必要である理由は、「保有」するだけで価値が増えたり生まれたりするか。

  形態転換して合理化することで、保有余力が生まれるかどうかも判断材料となる。

・他の人が欲しがるのかどうかを判断(需給判断)

  需要があるなら誰に渡すのが一番価値を評価するのか、需要なしなら次の段階。

・価値を消費して転換できるかどうかを判断(価値転嫁判断)

  価値消費で別の価値に転換できるなら消費、転換できなければ廃棄。

このプロセスは、そのままデイトレとほぼ同じと思います。

自分の身の回りも、このプロセスを掛けると部屋のシンプルさとかにつながるのか

と思うところです。

ネット情報が多く出回ってる環境下で、2番目と3番目の具体的な手法を考えるネタは

沢山あるので、この部分が「知ってる・知らない」、「実行するか・しないか」の

分かれ目と言えると思います。

 →20~30年前であれば、この役割が主に書籍・図書館などの出版・情報系が

  担っていた部分です。ネット・情報共有化、電子化は本当にありがたい環境です。

知らない事だらけですと、簡単に「価値廃棄」に行きついてしまいがちであり、

行動・実行しないと、簡単に「価値を腐らせて廃棄」に行きやすくなります。

自分自身の私物処分や株式等投資行動を振り返ると、痛いほど思い当たるところです。

 

最後までご覧いただき、誠に有難うございました。

デイトレの無い日なので、よく分からない書き散らしだったかと思います。

申し訳ありません。

また明日からデイトレが始まりますが、皆さんよき休日を。

お疲れさまでした。