疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

ポイント投資備忘録-買い増し編(と証券会社の考察)

2022.12.22 ポイント投資備忘録

 

ここ最近の相場は、地合いも悪く・株価の乱高下も、かなり癖のある動きを

しており、難しい局面となっている状況です。

この中でも、やはり保有銘柄整理や買い増し等もやっておきたいところで、

ここ数日は、それを意識しての動きをしておりました。

 

【LINE証券で保有している分について】

・現在の保有銘柄は下記のとおりです。

  みずほフィナンシャルグループ(8411) 2株 取得単価 1,390円

  ラウンドワン(4680)※本日購入分   3株 取得単価 497円

・みずほFGは、株式が10株:1株の合併をする前から保有していたもので、

 自分が初めて購入した株がこの銘柄。

 SBIネオモバイル証券で少しずつ買い積み立てていた分で、

 LINE証券が現物株移管手数料を無料にしていた頃に移したものを

 ずっと保有しているものとなっております。

 買い増しの可能性はありますが、現時点ではこのままずっと長期保有

 の予定です。

・実のところ、LINEポイントそこそこに溜めておりましたので、

 追加でみずほ銀行の株を買い増したいと思っておりましたが、

 御存じのように、ここ数日、銀行銘柄が軒並み上がってしまい、

 買い場を完全に逃してしまった状況となりました。

 もう少し早ければ・・・と、思っても時すでに遅しでした。残念っ!(´Д`)

・さて、そうなると宙に浮いてしまったポイント分をどうするかと

 いう所ですが、このまま放置も嫌なので、定期的に監視していた銘柄に

 本日新規買い注文を行いました。

 LINE証券は、いちかぶ取引でも、成行取引のみではありますが、

 相場の動きを見ながら購入ができるというメリットがあり、

 そのメリットを生かしてラウンドワン(4680)を3株購入しました。

 後場に入って、大きく買いあがってしまい、買い時を逃したかな・・・

 と思っておりましたが、大引け前あたりで売り下げが発生したので、

 そこで購入しました。

 本当はもう少し早く買えば良かったのですが、IPO銘柄で頭が

 一杯だったので、気づくのが遅れてしまったという所です。

 とりあえずは購入できたので、あとは放置となります。

 本当は、日医工(4541)が欲しかったのですが、買い注文取扱が

 制限が掛かってできなくなっていたので、それ以外の銘柄でという事で

 以前から監視していたラウンドワンの購入となりました。

ラウンドワンを買った理由は主に下記のとおりです。

 11/11に2Q決算(中間決算)が発表となり、

  決算予測の上方修正と16期ぶりの最高益更新という好材料あり

 月次売上情報も公表しており、直近の11月売上業績は良好。

 株価が大きく上げた後、

  4か月近く下げ調子で、株価が大きく上がる直前の株価水準まで戻した事。

 ここ最近の株式相場の地合いの悪いさのピークがそろそろだと思う所。

 あとは、自分がこの辺りなら買っていいなと思ったという所。

LINEポイントですが、ご存じの方は知っていると思いますが、

 思ったよりもポイントを集める手段があり、人によってはLINEポイント

 paypayポイントにする方も多いと思いますが、自分の使用用途を考えると、

 LINEポイントのままでポイント投資が最良だったので、paypayポイント

 への変換は無視している状況です。

  paypayポイントでも現物株式投資ができるのであれば、選択肢には入れます

 が、それができないのが現状です。

・現在LINEポイントに関しては、お買い物レシートを登録してポイントを

 もらうキャンペーンをやっており、それも期間延長を何度もしているという

 なかなか太っ腹なキャンペーンをしております。

 1日の上限はあるものの、ポイントを地道に溜めて、安い株を買うという

 事が出来るので、ポイ活を頑張っている人にとっては、とても有用と

 思います。

 レシート登録以外にも、LINE特有の企業広告の友達登録等のミッションクリア

 によるポイント獲得も多いので、ポイントを溜めやすい環境でもあります。

・また、いちかぶ(いわゆる単元未満株)でも、保有株数に応じた配当も貰える

 ので銘柄をしっかり選定してポイントで購入することで、銀行利息よりも

 高い利率の配当がもらえるケースもありうる状況が作れます。

 とはいえ、株式なので価値変動は日常茶飯事、場合によっては価値が

 暴落したり、最悪無価値になるケースもあるので、この辺は自己責任には

 なりますが、地道に管理さえ疎かにしなければ、メリットの大きい仕組みを

 作ることも可能です。

 

【日興フロッギー証券保有銘柄関係】

・日興フロッギーは、LINE証券とは違い、「きんかぶ」と言われる、

 「指定金額分の株を購入」することのできるサービスを提供している

 証券会社となります。

 私の知る限りで、このサービスを提供しているのは、

 この日興フロッギー(SMBC日興証券)のみです。

(※もし他を知っている方がいましたら、コメントで教えて頂けると助かります。)

 なので、過日のブログにも書いていますが、信越化学の株を100円分購入

 というのが出来たりするのが、日興フロッギーの最大のメリットと言えます。

 配当もこれに伴って、100円分の株数分の配当金がもらえます。

・ただ、このサービスにも欠点がありまして、

 TOBなどのような特殊な出来事が起きると、キンカブでの取引が一時停止

 してしまい売買が出来なくなります。TOBであれば、申込期間が終了するまで

 売買が出来なくなるが、終了すれば元通り取引ができるという事です。

 なので、このリスクを踏まえつつ金額指定で購入を楽しむのも手の一つです。

・私自身の日興フロッギーのポートフォリオですが、

 1.大多数が値嵩株関係となり特にJ-REITを中心に購入しております。

   この関係で、昨今の為替市場や黒田総裁の発言の影響をもろに食らい、

   一部銘柄を除いては含み損となっております。

   面白いもので、同じJ-REITでもマクロ経済の影響があっても含み益のまま

   という銘柄もいくつかあり、この辺は銘柄がもつ固有の強さなのかなと

   思うところです。

 2.またこちらの口座でも銀行関係銘柄もいくつか保有しています。

   過日のブログにも書きましたが、今話題沸騰中の三菱UFJFG(8306)や

   あおぞら銀行(8304)、あいちフィナンシャル(8389)を保有して

   おり、三菱UFJは言うに及ばず、金融系は全部しっかりと含み益

   となっております。これも状況を見ながらですが、含み益のままで

   あれば、配当期待で長期保有で良いかなと思います。

 3.あとは、有名どころの値嵩株も保有していますが、いずれも含み損に

   なっております。

   代表例はANYCOLOR(5032)、信越化学工業(4063)。

   どうしても欲しかった銘柄なので、含み損でも悔いはありません。

   時期を見て買い増し予定なので、これはこれでいいかなとも思ってます。

・昨今のマクロ経済系のマイナス材料が多く出たため、J-REIT銘柄を中心に、

 含み損銘柄を一旦整理処分しました。

 それでも、現時点で27銘柄保有という事で、一番保有銘柄数が多い証券口座

 となっております。

 それぐらい、気軽に買える強さがあるので、個人的には一番好きな証券会社

 です。

 

【「ポイント投資」と「ポイント運用」の違いについて】

 ポイント投資の話をする前に、1つだけ注意点があるので、項目をここに

 入れております。

 なぜ、この二つを挙げたのかというと、

  ポイント投資は、

   現物株式や投資信託を購入するサービスであること

   規模は小さいですが、「本物の投資」です。

   当然、株式であれば配当金を受け取る権利も保有していることになります。

  ポイント運用は、

   いわゆる「投資の疑似体験」です。

   現物株式や投資信託を購入しているのではなく、

   運用していると想定して、運営会社がデータで管理するだけです。

   当然、現物株式や投資信託を持っているわけではないので、

   配当とか株主優待の権利はありません。

 

【ポイント投資について】

 単元未満で買える証券会社というのは、

 投資のハードルを格段に低くしてくれるので、昨今の投資環境は本当に

 恵まれていると思います。

 ほんの2-3年前ですら、これらの認知度合いは本当に低く、

 知っていたら、絶対にやっていたのに・・・と、今だと本当に強く思うところです。

 これだけ環境は整っても、投資をやらない人はやりませんが、

 ひとえに知ってるかどうか、関心があるかどうかなのかなと思うところです。

 

その中で私個人的なおススメとしては、

ポイント別で行くと下記のとおりです。

・Tポイント

 「SBIネオモバイル証券」ですが、現在は新規口座申し込みができなく

  なっているので、投資信託限定でSBI証券という選択肢はありだと思います。

・dポイント

  SBI証券投資信託限定で使えますが、

  個人の一押しは「日興フロッギー(SMBC日興証券)」です。

  サービス関係は上記の通りとなります。

  特に注目なのは、期間限定ポイントでも日興フロッギーであれば

  ポイント投資の資金として使えるという点です。

  Tポイントだと期間限定部分はポイント投資には使えませんが、

  dポイントの日興フロッギーであれば、使えるのが非常に大きいです。

  これを踏まえてポイ活すると、幅が広がるのではないかと思います。

Pontaポイント

  SBI証券だと投資信託のみという選択肢になります。

  株式投資をしたいという事であれば、「auカブコム証券」がおすすめです。

  CONNECT証券(Stock Point)という選択肢もありますが、

  個人的には使い勝手が悪いので、ポイ活で使ってるのみとしています。

・企業が独自で発行するポイント関係

  楽天ポイント楽天証券のみ

  LINEポイントはLINE証券のみ(paypayポイント変換は論外)

・paypayポイント

  paypay証券で使えそうなイメージはありますが、使用はできません。

  ポイント投資でなく「ポイント運用」として、

  ポイント内での投資っぽいサービスはすることができますが、

  現物株式や投資信託を購入できる訳ではないので除外となります。

・Vポイント

  SBI証券での使用となりますが、なぜかTポイント等の外部ポイントと

  競合してしまい、「Vポイント」か「それ以外のポイント」かの選択を

  迫られます。

  なので、Vポイントは現在宙に浮いている状況です。

 

サービス的に、「株式等を購入するとポイントが付与される」という

内容になると、上記以外のポイントも範囲として入ってきますが、

「ポイントを使用して株式とか投資信託を購入する」という選択肢の場合は、

上記の内容に限定されるというのが現状です。

更にサービスが拡大される場合も考えられますが、それも継続して調べて

行く必要があります。

 

あとは、証券会社の使い勝手と相性から、

個人ごとで証券会社を選んで頂ければと思います。

私としては一押しの証券会社は下記の2社です。

・単元未満でもリアルタイム売買(成行取引限定)できる「LINE証券」

・金額指定で株が買える「日興フロッギー」

投資信託を購入するために、楽天証券SBI証券も使っていますが、

あくまでポイントで投資信託を購入しているだけなので、

この2社で他のポイントも使えるようになったとしたら、

確実にこの2社のヘビーユーザーになると自信持って言えます。

複数の証券会社の分散していると、やはり管理の手間が増えるので、

証券会社を絞りたいのですが、まだそれをするに至っていないのが現状です。

早く絞りたいところです・・・(´・ω・`)

 

ということで、本日のポイント投資備忘録でした。

日興フロッギーのポートフォリオはもう少し改良が必要そうです。

買い時を考えながら、買い増しや売却して行ければと思います。

 

ここまでご覧頂きありがとうございました。

お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

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