疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

ふるさと納税と返礼品 その1~そもそもの疑問(税金関係の備忘録)

2022.11.5 税金関係の備忘録

年末に差し掛かった時期で、

気になる人は非常に気になる「ふるさと納税」と「返礼品」について。

 

・いくら支払えば最大効率になるのか?

・実際どんな風に計算していくのか?

 

多分、この辺が皆さん素朴に思うのではないでしょうか?

私自身も気になりますし、以前勤務してた職場のお客さんからも、

よくこの点の問い合わせがありました。

皆さんの認識では、

「2000円自己負担として払えば美味しいものが食べられる」

という感じではないでしょうか?

確かに間違いありません。

ですが、疑問が出てくるのではないでしょうか?

「沢山払えば、上限なしで良い思いができるのではないか?」

「そもそも、なんで払っているのだろう?(哲学)」

といった、結構モヤっとした疑問があって、結局実体が分からず、

ふるさと納税を使わずにスルーする方も割と居るのではないかと思います。

 

正直申し上げますと、私も事務所に勤務していた数年前まではそうでした。

税理士事務所勤務職員でも、なんとなく有利ってのは知ってても、

詳細や計算過程がよく分からず、手続き処理もそれほど面倒でもないのに、

お客さんの確定申告ではしっかり処理をするだけで、

自分は全くやらない、なんてことをしておりました。

・・・ひょっとしたら、こんなバカな職員(「元」職員ですが)、

私だけかもしれませんが、同業種の人たちと話す中では、

ほとんど話題には出てきませんでした。

 

実際、事務所職員は「処理」は割と出来てしまいます。当然仕事なので。

ですが、結構中身を細かく知らずにお客さんの依頼でやるだけで、

自分では一切やらない、なんてことはよくあります。

税理士事務所・会計事務所、有資格者が必ずしも投資で勝てるわけではない、

という点に共通する原因ではないかと、私自身、勝手に思っています。

(この論点は、また別の機会に深堀していく予定です。)

 

話を戻すと、具体的にどうすればいいのか?

というのが、皆さんの最大の関心どころではないかと思います。

ひとつづつ区切って、説明していきたいと思います。

 

―――次に続きます。