疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

本日のデイトレ と、前職事務所のえげつない小話(ちょっとだけ自分語り)

2023.2.9 本日のデイトレ

約定数(売り・買い精算済み) 4件 -200円

 利益取引   1件    +100円

 損失取引   1件    -300円

 同値撤退   2件

 現物保有   2件(評価損益+1,490円 前日比 +800円)

 保有銘柄   アジア開発キャピタル(9318)評価損-10円(楽天証券口座)

        ほか1件 評価益+1,500円(松井証券口座)

 

・本日は、ちょっと体調が良くなくて、朝の出だしと後場に休みながらで

 トレードしました。

 体調崩した状態でもできなくはないけど、頭が回っていない状況だと、

 無理にトレードはできないなというのが実感するところです。

・幸い、風邪とかコロナみたいな症状ではなく、めまいがあるので、

 その関係で頭が少し回っていません。

 前職の職場でメニエール病を発症してしまって、そのまま退職しました。

 今でも、唐突に発作が出て何もできなくなることもちょくちょくあります。

 今回も、ちょっとだけ体調不良だったところに、これが重なって、

 割と頭が回らず見たいな状況です。

 今思えば、もっと早く退職しておけばよかったって思います。

 ほんと会社は何もしませんので、病気になる前に、さっさと辞めるのが一番です。

 引継ぎ云々は、普段から仕事の記録を残しているので、

 最低ラインの知識と経験がある人なら、それ見ながらやれるようになっている

 のですが、結局そういう情報の運用のできない事務所だったので、

 引継ぎ云々はうるさかったですが、最低ラインやって病気療養を優先しました。

 (※この対応で、かなりひどい仕打ちを受けましたが、またそれは別の機会に。)

 病気になるレベルで仕事を投げるような会社は、別段気兼ねする必要はありません。

 とはいえ、病気に追い込むレベルの仕事を投げる会社なので、

 まともな会社ではありません。

 こういう場合は、まずは弁護士等に駆け込むのが一番です。

 労基署は、状況によっては全く役に立たない場合があります。

 実は、私の事例がまさにこれでして、

 曲がりなりにも奴らは法律の専門家なので、労基署がどうやれば動かないかを

 熟知していてるので、本当に絶望しかありませんでした。

 労基署に相談に行ったときに、相談をしてくださった担当官が、

 資料一式を見て、かなり渋い顔をして、

 「これはどうにもなりません」と、一言。

 自分でもわかりましたが、結構凍り付きました。

 さすがにこの件の内容は、悪用されると私が嫌なので伏せますが、

 実際に、労基署がどうやって労基法違反なのかを認定するのかを熟知して、

 そのうえで、駆けこまれてもいいような書類の作り方をしているという

 ところなので、こういう悪知恵を知る人はいるんだなと思うところです。

 こういう事もあるので、心身ともに無事な状況でさっさと辞めるのが一番です。

 辞めたら損害賠償云々と脅す会社もありますが、実際のところ、

 そういう要素がないという自負があるのであれば、気にせずに辞めて大丈夫です。

 そんな簡単に損害賠償はできません。

 労務管理もまともにできない会社のクセに、

 こういう所で損害賠償云々と言われても、

 「お前は何を言っているのだ(´・ω・`)」となるだけですが、

 弱った人間には、これだけでも十分に脅し文句になります。

 私もそうでした…ほんと、弱っているときに、最低死守すべきラインと、

 危険に対するバリアの貼り方は、健康な時にこそ準備すべきです。

 あと退職手続き関連は、退職代行の弁護士に依頼するのがベター。

 無理なら、音声録音も含めて逐一記録は取っておくことが重要です。

 こういう社長は、

 大体の場合、感情的に一般の人とは振れ幅も含めて違うので、

 一般人の理解の範疇を軽く超えますので、理解すること自体が無茶な話です。

 これは、相手方も同じく「理解できないっ(`ω´*)」って

 勝手に切れ散らかしてますのでお互い様です。

 感情は所詮感情なので、法律でどうやって身を守るのかを理解することが

 大事ですが、判断能力を奪われている状況では、理解はほぼ無理ゲーなので、

 専門家を頼るのが一番です。

 専門家も、何件か回るといいと思います。

 退職代行専門は良いとして、無料相談をやっている弁護士も、

 結構ピンキリが激しく、同じ内容を持って行っても、

 訴訟出来る出来ないが全く違う結論で出るので、1つのところで

 断られたとしても、あきらめずに動くことをおススメします。

 弁護士も人間なので、法律以上に感情で判断してしまう人が居るのも事実です。

 無料相談でも、適当な対応をとる弁護士も多いので、雑な対応をする人なら、

 さっさと話しを切り上げて、別の弁護士のところに行くのが一番です。

 

過去語りになってしまい恐縮です。

今日は思った以上に体調も良くないので、少し早めに休みたいと思います。

せっかくの週末で、FXとかもがっつりやりたかったのですが、

ちょっと無理が利かないかもしれないので、早めに休息です。(´・ω・`)

みなさんも、季節の変わり目なので、どうぞお体を大切に。

 

お疲れさまでした。ではでは~。

元税理士事務所職員の本音-30万円未満の備品を全額経費。その処理ホントに大丈夫?

2023.2.16 元税理士事務所職員の本音

 

18時過ぎに仕事から帰還してツイッター等々、情報収集してました。

デイトレの情報を集めるも、それほどネタらしいものも出尽くしの模様。

それで、ネタでよく目にしたのは確定申告の話題です。

今日から確定申告の受付開始(還付申告は1月1日から既に開始済み)なので、

やはり話題に上がるのは自然な成り行きなのはよく分かります。

私自身、還付申告だったので既に1月の中旬に、

証券会社の特定口座年間取引報告書が出そろってすぐに申告しましたので、

完全に高見のk・・・ではなく、通常の仕事モードな状態です。

ナンデモアリマセンヨ?(´Д`)

 

さて、今日のツイッターのタイムラインで結構目にして気になったのは

「30万円未満なら経費で落ちる」という文言です。

確かに、これは間違えではないのですが、

ツイッターなので、130文字以内に前提条件等が全て書かれている訳でもなく、

なんか、誤解する人が出てきそうなので、見てて怖いなというのが

正直な気持ちです。

実際、私の知人の中に今年初めて確定申告するという人が居て、

この30万円未満の経費計上の件が、会話の中に話題で上がったのですが、

やはり、知らないとは怖い…と思う場面がありました。

 

ここで確認ですが、

「30万円未満は経費計上できる」というのは、

具体的にどのような条件なのでしょうか?

 

答えは

青色申告の資格のある人が

・器具備品等の固定資産の1つ (*1 当たりの金額が30万円未満(*2の場合

・耐用年数に関係なく全額を経費計上(*3 できる

というものです。

 

※注釈について

 *1 応接セットなどのように、1セットで初めて機能する場合は、

  「セットの合計額」で判断します。

  パソコンの部品なんか割と悩みどころですよねぇ・・・(´ー`)

 *2 金額の判断基準で税込・税抜で迷うと思いますが、判断は下記の通りです。

  ・消費税申告で税務署に消費税納める人は「税抜」で判断(課税事業者)

  ・消費税申告が不要な人は「税込」で判断(免税事業者)

 *3 経費計上方法は、概ね下記の手法となります。

   なお、どちらの手法をとっても大丈夫です。

  ・固定資産に計上して「減価償却費」で全額経費計上する方法

  ・消耗品費勘定のような「費用科目」で全額経費計上する方法

   注:どちらの手法でも、青色決算書の減価償却計算欄に記載は必要です。

 

少し書いただけでも、これだけの内容になります。

結構めんどくさい論点ですが、大きな経費計上をする論点なので、

税法でも細かくルールが決まっています。

国税庁のホームページにも、この辺がしっかり描かれているので、

参考に読まれる方は、こちらをご覧ください。

www.nta.go.jp

www.nta.go.jp

※ 補足:中小企業者と書いてありますが、個人事業主も該当しています。

    本文にも、その旨の記載がありますので参考までに。

 

これを見ても分かると思いますが、

青色申告限定の制度となっております。

なので、白色申告の人はこの制度は使えないので注意が必要です。

なので、白色申告の人の減価償却費計算欄に「措法28」と書いて、

10万円以上30万円未満の備品等を全額経費で計上すると、

それだけで税務署から間違いの指摘を受けてしまいますので注意が必要です。

 

(補足:混乱を避けるため、20万円未満判定の「一括償却資産」の情報は

    省略しています。気になる方は、別途ご確認ください。)

 

23.2.23 追記

 20万円未満の一括償却資産の記事はこちらです。参考までに。

sone-kotetsu3.hatenablog.com

 

白色申告の人の対応方法については、

10万円以上の固定資産、例えばパソコンなどを買った場合は、

法律で決まっている耐用年数の期間内に、一定の計算方法で出てくる

経費計上額を使って「部分的に経費計上をする」という事になります。

なので、例で出したパソコンで考えると次の通りです。

【具体例】白色申告者 パソコン購入(器具備品)20万円(税込)

 ・一括経費計上の是非の判断

   青色申告の資格なし → 一括で全額経費は認められない(措法28 適用不可)

 ・耐用年数 4年

   耐用年数表の判断プロセス:

   器具備品-事務機器、通信機器-電子計算機-パーソナルコンピュータ

 ・経費(減価償却費)計上額の計算

   定額法(原則法) 購入金額×償却率(経費計上割合)

     20万円 × 0.250 =   5万円 ・・・経費計上の金額(4年間 各年度同額計上)

   定率法(例外*4) 未償却残高(経費未計上残高)×償却率(経費計上割合)

     20万円             × 0.500 = 10万円 ・・・ 1年目の経費計上額

    (20万円 - 10万円)   × 0.500 =   5万円 ・・・ 2年目の経費計上額

    (20万円 - 15万円)   × 0.500 = 2.5万円 ・・・ 3年目の経費計上額

    (20万円 - 17.5万円)× 0.500 = 1.25万円・・・ 4年目の経費計上額

   *4 別途税務署に計算方法を申請した場合に認められる計算方法です。

 

 固定資産の耐用年数については、下記の国税庁サイトにて確認ができます。

 「確定申告作成コーナー よくある質問『減価償却費・耐用年数表』

www.keisan.nta.go.jp

 

 また償却率の表は、下記の国税庁のサイトにて掲載があります。

 「減価償却資産の償却率等表」

  https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/pdf/2100_02.pdf

  ※左から、定額法・定率法(2年~26年)・定率法(27年~50年)

 

 さらに法律原文をたどるならこちら

 e-GOV法令検索「減価償却資産の耐用年数等に関する省令

elaws.e-gov.go.jp

 

 いずれも、明確に記載があるので、法律解釈ではなく、純然たるルールに

 沿って計算となります。

 

  補足:4年目まで計算した後、1.25万円が経費計上が終わっていないので、

     この分は次の年度で全額経費計上となります。

     理由としては、償却率一覧表に記載されている「保証率」がポイント

     「購入金額×保証率」で計算された金額がトリガー金額になり、

     経費未計上の残高が、このトリガー金額を下回った場合、

     次の年度では「償却率」ではなく「改訂償却率」という率を使って、

     残りの金額を経費計上するというルールになっています。

     なので、今回のパソコンの場合は、耐用年数4年とはなっている

     ものの、実際には5年かけて全額を経費計上するというパターンと

     なります。

     早い年度で大きな経費を計上できる引き換えの小さなデメリット

     みたいなモノだと思って頂ければよいかと思います。

 

白色申告は色々と省略していても、税務署からはあまり文句を言われにくいと

言われていますが、こういう部分で青色申告の特典が受けられないという

デメリットもあるので、しっかり利益稼いでいるという方は、面倒でも青色申告

の資格を取っておくことをおススメします。

最終的には、

「面倒だから多少多めに納税してもいい」なのか

「手間をかけてでも合法的に節税したい」かの気持ちとの天秤になります。

この点で、本当に若干数ですが、全て把握して天秤にかけたうえで、

あえて白色申告を選択する人もいるのも事実です。

私も過去に2人だけ遭遇しています。

別段、それが悪でもなんでもなく、自分が納得できるなら全然問題ありません。

むしろ否定するいわれはありません。気にしない気にしない(´∇`)

 

最後には自分の納得感で選択できているかという所だと思います。

税務署も、そういう所を踏まえていますので、

それぞれの選択肢なりの対応ですので、それを考えて選択するのが

良いと思います。

でも、結局知らなきゃ選択できないので、

やはり勉強は必要・・・めんどくさいものです。

お金を取るのか、手間を取るのか。

それはあなた次第、なのです!

 

以上、今日ちょっと気になったので、元職員がつぶやいてみました。

確定申告をやらないといけない方は、とりあえず頑張りましょう!

多少間違ってても大丈夫です。

指摘されたら、正直に謝って直せば問題無いので、

まずは自分ができる全力でやってみましょう。

無理なら、信頼のおける専門家に投げちゃいましょう。

(お金は掛かっちゃいますけどね。でも費用対効果)

 

ではでは~。

本日のデイトレ(早上がり)

2023.2.9 本日のデイトレとポイント投資備忘録

約定数(売り・買い精算済み) 2件 +500円(うち現物取引分 +500円)

 利益取引   1件    +500円(うち現物取引1件+500円)

 損失取引   0件      0円

 同値撤退   1件

 現物保有   2件(評価損益+690円 前日比 +300円)

 保有銘柄   アジア開発キャピタル(9318)評価損-10円(楽天証券口座)

        ほか1件 評価益+700円(松井証券口座)

                 どうせ、アジア開発くんは2円に評価が戻るんでしょ・・・(´Д`;)

 

・今日は仕事のため早上がりです。

 もう少しenish(3667)の様子を見ていたかったのですが、とりあえず

 今日はここで一区切りです。

 外出から戻って、記事になるような話題があれば追記しますが、

 一旦はここまでという所です。

・昨日持越しで買った銘柄を朝一番で売却。

 現段階での株価推移ではまずまずの利益という所です。

 昨日買って売却したのはKLab(3656)です。

 これを買った理由というのも、下記の点です。

  1. もともとゲーセク銘柄だったので欲しかった。(オタクのサガみたいなもの)

  2. 株価も結構安く買えた。ただ、もう少し底が下だったのでタイミングは

   やや逃していた感は否めない所。

  3. KLabが運営しているキャプ翼ゲーに関心があること。

  4. NFT材料がある事。

  5. 国光宏尚さんのツイッターに興味深いツイートがあった事

 

 特に5番目の材料であれば、本来はgumi(3903)を買うべきところですが、

 KLabのキャプ翼にも関わりがあるという点と、gumiは個人的に手痛いやけどを

 受けた銘柄なので敬遠していたという所でgumiは触らず、という

 事になりました。

 また、国光さん自身、NFT関連にかなりゆかりの深い方なので、

 私自身、仮想通貨やNFTも若干数ではありますが保有しているので、

 ゲーム関連という点もあって、注目している方の一人となります。

 オタクをやっている性分で、なかなかこういうゲーム×投資といったモノは、

 損益抜きにオタク心をくすぐるというものです。

 その点で、先日の記事にもしましたが、サイバーエージェント(4751)、

 いい感じで吹き上がっています。

 …買えてないんですけどね。(´・ω・`)

 ウマ娘関連だけで吹き上がっているとは思っていませんが、

 ウマ娘のゲーム運営側の匂わせ爆弾を上手いところで投下してくるあたり、

 格の違いを見せつけられているなと実感します。

 プリコネやグラブル等々のビックタイトルの蓄積は伊達は無いですね。

 現実のユーザー数を考えると、2周年記念での課金はほぼ高い位置で確定

 なので、もう既に織り込んでいるところかと思います。

 あとは、プラスアルファ情報。

 ゲームファン検証勢の情報とかを見てても、細かい部分での匂わせを仕込んで

 いるという情報が上がってくるたびに、1,300円台行くのかなぁ?と、

 あらぬ妄想を立ててしまうところですが、ファン層からしたら、

 それぐらいの状況言う事が出来そうです。

 1,068円付近から1,200円頭あたりで買えていた方は、おめでとうございます!

 おそらく、株主優待云々の情報が出る前に買ってホールドしていた方が

 大勝利という感じになっているのではないかと思うところです。

 やはり運営大事です、はい。

 契約条項とか運営状況の報告協議とか、しっかり管理しないとね?enishさんっ?w

 

ということで、本日は早引けなのでこの辺で。

面白いネタがあれば、帰ってきてから追記致します。

ではでは~。

本日のデイトレ と、enish(3667)のストップ安材料について(2.16 enish側 追加材料追記済み)

2023.2.9 本日のデイトレとポイント投資備忘録

約定数(売り・買い精算済み) 17件 +1,614円(うち現物取引分 +2,614円)

 利益取引   5件    +4,600円(うち現物取引1件+3,800円)

 損失取引   5件    -2,986円(うち現物取引1件-1,186円)

 同値撤退   7件

 現物保有   3件(評価損益+390円 前日比 +2,900円)

 保有銘柄   アジア開発キャピタル(9318)評価損-110円(楽天証券口座)

        ほか2件 評価益+500円(松井証券口座)

 

・本日は、昨日から持ち越しの現物銘柄の処分をしながらのデイトレでした。

 結果としては、デイトレは-1,000円という事で、現物保有銘柄で

 救われたという所ですが、あまり良い内容ではなかったかなというのが

 個人的な感想です。

 デイトレに関しては、ガラに見事に巻き込まれてしまったところで、

 早めの損切りで済ませたので若干の損で済みましたが、やはり悔しいです。

 手数は増えましたが、結局デイトレに限っては勝てなかったので、

 まだまだ要検討という所です。

デイトレ銘柄は、主にエディア(3935)を中心に、前場開始直後に

 昨日も触ったアサヒ衛陶(5341)を1回同値撤退、アルファパーチェス(7115)

 を3回500円、メルカリ(4385)1回で-500円のガラ、monoAIも2回で

 同値撤退と-400円のガラという結果です。

 エディアに関しては、同値撤退5回、利益1回200円に、ガラ1回-800円と

 いう結果になりました。

 金額規模は小さいですが、いわゆるコツコツドカンというやつです。

 すぐに損切り出来ているので良いのですが、まだポジションインの

 様子伺いが雑なのかなという所を感じます。ほんと、難しい…(´・ω・`)

 

・今回気になったニュースですが、

 enish(3667)のゲーム開発遅延に関する、

 当事者間同士の意見違いによる不信が非常に気になりました。

 先に依頼主である(株)HashPalette(非上場)からの方から情報が公開され、

 12:45に開発依頼先のenish側からIR情報として意見表明が公開と

 なりましたが、お互いに公表している内容が違っており、事実が闇の中

 というような状況になっています。

 

【事実確認】

 ・2月15日 10:00 ツイッターにて、HashPaletteが主催する

  ゲーム運営 公式ツイッターより、NFT購入代金返金の一報が入る。

  ツイッターサイトは下記の通り。

  https://twitter.com/delithe_fi_JP/status/1625661168340676609

 

HashPaletteの公式ホームページにもご報告という事で、下記の通り記載あり。

2023.02.15 お知らせ

「De:LitheΦプロジェクトに関するご報告と対応について」

 

hashpalette.com

 

 ・投資家が情報をキャッチ。10:02より株価が垂直落下をはじめる。

  10:19には、取引停止措置により361円で取引が止まる。

  その後、株式売買注文は329円まで一気に下がり、

  取引せずにストップ安となる。

 

 ・12:45にenish側からIR情報として公式声明を発表

  当社に関する「事実とは異なる情報掲載」についてのお知らせ

  https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230215512580.pdf

  →enish側は今回の情報公開に関して全否定のスタンスをとっています。

 

 ・enish側からのIR公式声明を元に、

  買い注文が入り、一旦は350円付近まで株価上昇するも、

  開始後5分程度で再びストップ安へ。

  その後、何度かストップ安を剥がれるものの、

  13:06には完全にストップ安へ沈没。

  その後、大引けまで剥がれずに終了。

 

 ・上記のenish側の声明を受けて、

  HashPalette側は、14:46にツイッターにて更に追加のご報告

  という事で声明を出している。

  ツイッターサイトは下記の通り

  https://twitter.com/delithe_fi_JP/status/1625733291755323392

 

合わせて、会社の公式ホームページにも記載

2023.02.15 お知らせ(追加分)

「De:LitheΦプロジェクトに関する追加のご報告について」

hashpalette.com

 

 ・お互いの話、正反対すぎ…なるほど、分からん(´・ω・`)← イマココ

 

 ・今後のことは発表が無いため不明。

  ただしゲーム内NFT課金に関しては、運営より返金するという告知あり。

  詳しくは、該当のツイッターないしはホームページをご覧ください。

 

【以上、事実確認】

 

取引先からこれを先に突き付けられるというのは、

相当な事情と言っても差し支えないところです。

内部事情等、諸々あると思うので、我々では断定できませんが、

とはいえ、お客さん側から結構な内容を暴露しての声上げという事を

考えると、相当異常な状態と判断するのが自然と言えますが。

開発がらみでのトラブルは、まずマイナスにしかならないので、

保有している方は、まずは急いで損切り

これから取引に入ろうとする方は、余程の自信が無い限りは

大やけどするだけなのでおすすめはできません。

私自身、ストップ安チャートとニュース見出しだけを見て、

「あっ、これクラッシュする奴だ(´・ω・`)」って思うレベルでした。

逆に、反転して急騰するなら、まぁそれはそれ。

社会的信頼が相当に揺らぎそうなニュースなら触らないが一番です。

とはいえ、業務への信頼性が揺らぐとなると、これどうやって信頼回復

させるのかが見物ですが、絶対に株は買わないと思います。

お金が沢山あって、信用売りが出来るならやりますが、

信頼が無い時点で触ること自体がリスクだと思います。(※個人の感想です)

 

―――【enish側より追加材料が出ましたので追記】

IR情報 2023.2.16 8:00

「De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)」の開発に関する現状と当社の認識について

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230216513121.pdf

 

端的には、

・開発費用は1億6,000万円+消費税しかもらってない

・2022年12月末納品予定というスケジュールは請負契約を交わした時点では

 「予定」という意味として

 「―――(本文「2.」13行目の文章より抜粋)

  本ゲームの開発スケジュールが確定していなかったことから、

  納品期限については、本ゲームの開発スケジュールも含めた

  契約条件に付いて一貫して協議を続けていたものであり・・・」

 という事で、協議中だったので確定していないという意味で

 認識していた。

 

―――以上追加材料

 

・・・ますます分からんww (´・ω・`)

enish株の参加の皆さん、どうかご武運をw

 

―――【以上、追記でした。】

 

自分のデイトレも微妙ではありましたが、

まさかこういう香ばしい事例をデイトレしながら見るとは思わなかったところです。

これを引き当ててしまった人は、心からお察しいたします。

NFTとかにも波及する話なので、結構重大な事例だなと思います。

ともあれ、静観しつつ、市場の動向等の実例はしっかり記録して

研究して行ければと思います。

 

ともあれ、お疲れさまでした!

ではでは~。

本日のデイトレ

2023.2.9 本日のデイトレとポイント投資備忘録

約定数(売り・買い精算済み) 9件   +1,300円

 利益取引   8件          +1,300円

 損失取引   0件            -0円

 同値撤退   2件

 現物保有   4件(評価損益-2,510円 前日比 -3,000円)

 保有銘柄   アジア開発キャピタル(9318)評価損-10円(楽天証券口座)

        セルシード(7776)評価損-2,000円(松井証券口座)

        ほか2件 評価益-500円(松井証券口座)

 

デイトレはたまたま見ていたアサヒ衛陶(5341)で勝たせてもらった感じと

 なります。いろいろと他の銘柄を分析しながらという所で、今回試しで

 新規銘柄に突入したという所です。

 今日は噛み合ったのですが、これが明日以降噛み合うかは様子見が必要な

 状況です。

 更に他の銘柄を見ながら、自分に合った銘柄を見つけるしかないのかなという

 ところです。

・あとは保有銘柄の含み損、酷い有様です…ウソデショ (´p`;)

 つい最近まで結構な含み益だったのが、見事に消えて含み損だけとか

 鼻水垂れるレベルの状況ですw

 セルシードは今日決算発表なのを完全に忘れていたため、意図せず決算またぎ

 をやってしまったところです。

 今思えば、決算マタギ回避で投げ売りをしたから株価が下がったんだなという

 のを感じるところです。

 セルシードの決算内容的には、とりあえず赤字若干縮小ですが、

 売上減収・赤字幅縮小。赤字幅縮小の原因は諸経費圧縮が貢献した

 というところで、本業の利益ではないのでちょっと不安なところです。

 もう決算またいでしまったので、とりあえず握っておこうかなと思いますが、

 昨日のgumiのように垂れ下がったら…というのも頭をよぎってしまうところです。

 ツライワァ…(´;ω;`)

 ともあれ、夜間PTSと明日以降の相場見ながらという所となります。

 自分の保有銘柄の決算時期は、ちゃんと把握しないとヤバいなと思います。

 特にセルシードに関しては、いつも株探の決算日記載内容を最初に参考にして、

 その後決算発表スケジュールを一覧にしているサイトを見るようにしてますが、

 今回、株探に決算発表日の日程が記載されておらず、決算期のこともあったので、

 去年の決算発表日を参考にそろそろ発表かな?と思って、実は今日でしたという

 なんともお粗末な状況となりました。

 決算発表日は、株探は基本として、必ず会社決算期と去年の発表日を参考にして、

 確認はしておかないとダメだなというのを痛感します。

 今回も、こういう部分で勉強させられるとは思いもよらなかったところです。

・決算発表シーズンも一区切りとなりました。まだ発表する会社も残っていますが、

 概ねの山場は超えた感はあります。

 今回は、上手く乗れなかったので、今回の経験を元に三か月後のシーズンも

 しっかり対応して行ければと思います。

 失敗してもいいので、やはり早く相場に参加しなければダメなんだなと

 思い知ります。ほんと、実体験重要ですし、その経験をしっかり分析できないと

 経験は全く無駄になってしまうところです。

 これを思うと、ブログでもいいので、記録は残しておいた方が良いのだなとも

 とても思います。もう半年でも早くやっていれば、とも思いますが、それはそれ。

 これからどんどん経験を積んでいけばいい事です。

 

とりあえず、今日はPTS見ながらFXでもやれればと思います。

多分この思考が良くなんでしょうね(´・ω・`)

とはいえ、自分に正直に欲張って行って、

もしダメなら、やめれるか方向転換すればいいだけ。

他人を巻き込まなければ大丈夫!

 

という事で本日のデイトレでした。

お疲れさまでした!ではでは~。

本日のデイトレとポイント投資備忘録

2023.2.9 本日のデイトレとポイント投資備忘録

約定数(売り・買い精算済み) 6件   -5,293円

 利益取引   1件          +3,500円(現物取引のみ)

 損失取引   1件          -8,793円(うち現物取引1件-6,093円)

 同値撤退   3件(セルシード2回、メルカリ1回)

 現物保有   3件(評価損益+590円 前日比 -800円)

 保有銘柄   アジア開発キャピタル(9318)評価損-110円(楽天証券口座)

        セルシード(7776)評価益+400円(松井証券口座)

        ほか1件 評価益+300円(松井証券口座)

 

・相場全体感としては、結構軟調な相場だったような感じがあります。

 銘柄選定が上手くいかないと、今日も難しい相場になったのかなとも

 思います。実際、私自身がその通りになってしまいました。

・本日は、現物保有銘柄の売却を行いました。

 結局、gumi(3903)は800円を割ってきてしまったので損切り判断と

 しました。さすがに材料が無い中で、ここまで下げるとかは異常な

 状況と考えた方が自然です。

 異様な状況が続くので、空売り等の状況を確認すると、

 あくまで先週末のデータではありますが、

 まず、一般信用・制度信用の信用残で見ると、

 明らかに買い残高が膨らみ続けており、売り残も制度信用分の残高が

 減っている状況です。

 併せて、大口機関投資家空売り残高のリストを確認すると、

 2/10時点の情報ですが、3社空売り残高が増えており、1社は残高減少。

 先週からずっと空売りを仕掛けてきているようですので、

 本日の株価の押し下げも、おそらくは機関投資家空売り仕掛けと

 考えて良さそうです。

 もちろん、これに追随して個人投資家の投げ売りなどもあるとは思います。

 ここでも結局は、買ったときの株価の問題です。

 色々と情報を調べている中で、元プロ将棋棋士の優待銘柄でおなじみの

 桐谷さんが、gumiについては500円台で買って保有しているという話を

 耳にしましたが、これを見ても、やはり握るタイミングがどれだけ大事

 なのかというのを痛感します。

 掴む株価もそうですが、株価の動きのイレギュラーさを感じたときには、

 改めて確認はするべきだなと思うところです。

 結局、gumiを損切りして6,093円の損失となりましたが、いい勉強代と

 感じるところです。

・後は、本日1社決算発表銘柄にチャレンジしましたが、

 ものの見事に焼かれましたw

 銘柄としては、リョービ(5851)です。

 プロセス的には、株価チャートで下落が見えており、

 発表された決算データを見て、一旦下げてまた戻すという想定で

 買いで入りましたが、見事に目論見が外れて下げたまま戻らず、

 やむなく損切りとなりました。

 決算書をパッと見た際には、かなり良い決算内容ではありました。

 特に1ページ目の内容としては、前期比で大きくプラスの内容だったので、

 一旦大きく下げてから買いあがるというのを予測したという所です。

 しかし、色々と情報を集めると、経常利益区分以降から最終利益までが

 思ったように伸びておらず、増配もあったものの、結局は評価されずに

 終了となったようです。

 これは、市場参加者の期待の折り込み度合いの読みが甘かったと

 いう典型例となりました。

 この辺は銘柄選定も含めて、もう少し研究が必要なのを痛感しました。

 

・あとは、本日のデイトレには含まれませんが、

 LINE証券で保有している銘柄についても、決算発表による相場変動が

 ある銘柄があったので、こちらも朝一番で売却処分しました。

 銘柄としてはラウンドワン(4680)です。

 過日の記事にも書きましたが、ちょうど買ったタイミングで

 某ポイント投資サイトで、ラウンドワンの記事が取り上げられ、

 ジンクス通り、見事に株価が下落したという事故がありました。

 買ったときの株価は497円/株(12/22に購入)、売却時の株価は

 499円/株(手数料調整後)で売り抜けられたので、微益という事で

 何とか逃れられました。

 最終的に寄りの段階で505円まで株価が吹き上がった後、9:30ごろ

 にはもう490円前後で推移。売るタイミングを間違えていたら、

 損切り必至な状況でした。

 結局、大引きにかけてずっとジリ下げで、最終的に479円で終了でした。

 前場開始時点で対応で本当に良かったところです。

 この売却後、LINE証券のいちかぶでデイトレが出来ないかを

 少し試しました。

 銘柄としては、本日15:00に決算発表のアイスタイル(3660)です。

 前場寄り底での展開だったのですが、株価も丁度良く、

 ラウンドワンの売却金があったので、試しにアイスタイル4株でトレード

 結果としては10円の売却益で終了することが出来ました。

 松井証券楽天証券の発注板とは全く違う感覚ですが、

 これはこれで、やり方を覚えると、面白い取引が出来そうな予感が

 ありますが、これも当面は棚上げになりそうです。

 LINE証券に残っている資金は、他の銘柄でまた中長期保有

 回したいと思います。

 ※注:LINE証券のいちかぶ投資取引に関しては、

    取引手数料は、FXでいう所のスプレット方式を採用しています。

    なので、売買手数料自体はありませんが、スプレットという事で、

    株式市場の株価に対して、特定のパーセントを含めて

    売買価格を決める事になります。

     買いの場合は表記価格よりも若干高めで購入

     売りの場合は表記価格よりも若干低めで売却

    LINE証券側で、銘柄ごとにこのパーセンテージを決めていますが、

    概ね0.5%~1%ぐらいのスプレットになりますので、

    ラウンドワンの場合は、2-3ティックは余裕を見て取引をしないと、

    利益が出ないようになっていますので注意が必要です。

    また、いちかぶ取引ですが、信用取引も申し込めばできるという

    メリットはありますので、興味のある方は是非ともご検討ください。

 

・決算発表銘柄に関しては、当分はしっかり分析したもの以外は触らない

 という事にしました。

 これを癖にしたら、多分大きな損を食らう可能性が高そうです。

 逆にファンダメンタル分析でガチガチに固めたうえで、目標株価を

 見据えて入るのであれば、全然問題ないとも思うところです。

 この辺も引き続き勉強です。

 

今日のデイトレは、課題の再確認を思い知る一日となりました。

ただ、現物保有で利益を出している銘柄もあるので、

この辺は、全く失敗している訳ではないので、失敗・成功の

原因追及は続けて行きたいと思います。

 

という事で、本日のデイトレでした。

皆さん、良いお取引を。

お疲れさまでした!

元税理士事務所職員の本音-確定申告は何が怖いのか?

2023.2.12 元税理士事務所職員の本音

 

いよいよ本格的な確定申告シーズンとなりました。

確定申告が必要な人たちにとっては、戦々恐々の時期かと思います。

税理士事務所に居た頃も、この時期のめんどくささは、

ほんと何度思い出しても吐き気がするレベルのシンドさです。

専門的に仕事してきた私ですらもこういう感じなので、

一般の方たちから見たら、恐怖以外の何物でもないのは仕方ない所かと

思います。

全自動でやってくれないかなぁ・・・と思うのも人情です。

 

確定申告は、

守るべき事さえ間違えなければ、それほど心配はいらないという側面も

あります。

覚えておいてもらいたい点としては、

計算間違いがあっても

1. 税金を多く払ってしまうような計算ミスは、税務署側は全く怒りません。

 訂正するかどうかは「本人の権利」なので、権利行使するかは自由となります。

2. 仮に計算ミスが分かって追加納税が必要な場合は、

 分かったところで早めに修正の申告をすれば、これも全く怒られません。

 ※ただし、申告期限(3月15日)以降から間違い修正完了日までの

  いわゆる放置期間分の罰金はありますので、その分は追加納税分と合わせて

  利息として支払があります。

 

結局のところ、

「納税金額を少なくごまかしちゃアカン、不正還付はもっとアカン」

というのが結論となります。

 

実はこんな話がありまして、

国税庁の長官や幹部クラスの人は、例えば税務経理協会という出版社から

毎年新年度ごとに「確定申告の手引き」という分厚い本を出版していますが、

その執筆をその時に在籍している幹部クラスの方が加筆修正していたりします。

上記以外にも税務関連の出版物は、結構国税庁内のお偉方が執筆することが多く、

書籍の数も、税法の種類やジャンルの種類など、多岐にわたっているので、

出版物もたくさんあります。

国税庁側職員が執筆するのは、国の税法運用指針等を明確にする意味合いもあり、

公務員の副業というものではなく、列記とした国からの業務命令での執筆なので、

正当に印税か原稿料をもらう事となります。

聞いたところでは、この収入がなかなかバカにできない金額になるそうです。

そのため、執筆をしている国税庁関係者も当然確定申告をしております。

この確定申告の際に、国税庁内部の人間が確定申告の内容をミスって

納税額が少ない内容になってしまっては一大事になるのは

皆さんも想像できるかと思います。

なので、これを防ぐ意味で、正確に計算したものに加えて、概ね10%程度の

納税額が増えるような形で確定申告をしているというとのことです。

平たく言うと、正当な金額よりも多めに納税しているという事です。

※以前の記事にも書きましたが、大学で税法の講義を担当していた教授が、

 国税庁勤務をしていて、内情の話の際に話題として挙げていた内容です。

 さすがに嘘ではないと思いますが、伝聞なのでご容赦ください。

 

国税庁内部の人でも、このような対応をしているという事なので、

基本的に国税庁側のスタンスとしては「完ぺきな申告内容は無い」、

という風に考えているというのは分かると思います。

国税庁側が激怒するのは、

「収入・利益を隠して納税額を意図的に少なくごまかす事」に尽きます。

そう、「脱税」です。これを絶対に許さないのが国税庁です。

これの関連内容で、「不正に税金還付を沢山する事」も含まれます。

人間なので間違う事もあります。なので間違いに指摘があれば、

素直に謝って修正対応が一番負担が軽くなります。

 

このスタンスの前提としては、

「間違う事もあるけど、性悪説観点で少なからずごまかす」という

見方をしているのも国税庁(税務署)でもあります。

なので、取り繕って「間違えちゃいました」と言っても、

本当に意図的でないというのをこちらが姿勢で示さないと

悪意で隠したと認定されてしまうため、

早い段階で気づいて自主的な修正は大切だったりします。

今まで自分の申告内容に気になる点があるようでしたら、

見返して、場合によっては資料を持って税務署に相談でも良いと思います

税務署での相談については、時期的には税務署も繁忙期に持って来られると

困ってしまうので、個人所得税の確定申告と、3月決算の会社の法人税申告の両方が

一区切りする6月以降に持っていくのがベターと言えます。

 

個人事業主で決算書を作る方にも言えますが、

例えば、経費の勘定科目の入れる場所を間違えたとかだったら、

税務署は、別段うるさくは言ってこないので心配はいらないのですが、

経費として支払っていないものを、意図的に金額を水増し(いわゆる架空経費)

をしたり、収入があるのに、金額を少なく申告する(いわゆる収入隠し)とか

やると、滅茶苦茶怒られます。というか普通に脱税なので犯罪です。

税務署も、明治29年(1896年)に発足以来127年もの歴史があります。

当然、調査技法の蓄積と進化も、その歴史の長さだけ濃厚です。

そういうのを相手に、確定申告をやるようになって高々数年~十数年の人間が

太刀打ちできる訳は無いので、高を括って分からないから大丈夫だろう的な

事をやっても、見つかるタイミングが後か先かなので、真っ当に申告する事を

おススメします。

ほんと情報収集能力は、日本国内の省庁の中では確実にトップクラスです。

私自身も税務調査の立ち合いで、その凄さを何度も目にしております。

調査官が集めてきた証拠書類を元に、納税者側が提示した証拠との矛盾を

論証されて所得隠しを認定されることもありますので、

本当に隠したのではないという論証をするのであれば、

意図的に隠すような申告はしないのが一番です。

 

結局、国税庁(税務署)は不正を見つけ出して、正しい数字を見つけ出すので、

誤魔化すのは容易ではありません。

税務調査官もピンキリはありますが、調査能力は侮れません。

税務調査中の調査官との雑談も全く雑談ではないので、

調査官の行動すべてが情報を洗い出す動きなので、絶対に侮ってはいけません。

こういう調査能力に対抗する手段は、

正当な資料提示と論証が王道ですが、世の中にはいろんな人が居るもので、

納税者側が、明らかに法に触れる抵抗手段をとる方も一定数います。

そういう場合は、状況によってはマルサなどのような特別調査チーム対応

といった具合になる事もありますが、それこそ悪質な案件の全面戦争みたいな

状況になります。(※ 滅多には起こりません)

ともあれ、我々一般人であれば、とりあえず素直に対応しておくのが一番です。

 

これから確定申告シーズンの本格化という事で、

税務署側も本格的な繁忙期となります。

税務署に限らず、確定申告に関連のある部署(市役所の税務課など)とかも、

3月15日に向かって、超絶繁忙期に入ります。

役所側は、3月15日の期日が過ぎたとしても、それ以降申告データの処理等で

1ヶ月前後は超絶繁忙期が続くこととなります。

役所側も、そういう所はホント大変だと思います。

だから電子申告云々とかを推すのも、致し方ないと言えます。

 

あとは、コロナ感染症による申告期限延長ですが、

確かに今年もありますが、個人的にはこれに頼るのはやめた方が

良いと思ってます。

先延ばしにすれば、自分が抱える他の仕事とかにもしわ寄せがくるので、

その観点から、期限延長は頼るべきでないと思います。

ただ、個人ごとに色々と事情がありますので、

やむを得ないなら、当然この期限延長はしっかり利用していいと思います。

全くコロナ感染症の影響がないのに、期限延長を利用するのは危ないです。

これには理由がありまして、

国税庁のホームページにも記載があるのですが、

「~やむを得ない理由等について税務署からお尋ねする場合があります。」

と明文があります。

この文章の意図としては、当然問合せしますよ、という意味合いですが、

この「お尋ね」というのがポイントで、いわゆる実態調査となります。

考えられる調査としては、申告時期にコロナ感染症で入院等によって

申告処理ができないという相当の理由の根拠資料を出せと言われる

可能性があるからです。

これで根拠資料が出せないとなると、期限に間に合ってなければ

「期限後申告」という取り扱いで、これだけでも罰金が発生します。

※ただし、税金還付申告の場合は罰金は発生せず、期限に遅れても

 お咎めは無いので安心してください。

あとは、税務調査の口実にされてしまう要素でもあるので、

要素を潰しておくという意味合いもあります。

 

どちらにしても、ルールを守った申告であれば基本的に心配はいりません。

申告したものが心配であれば、税務署に資料を持って相談するという

対応で良いと思います。

自分の収入・利益は、自分が一番よく分かる事です。

それを踏まえて胸張って進められるかで考えるのが一番だと思うところです。

ほんと、誤魔化してもいいことはありません。

 

ということで確定申告についてでした。

知らないから恐怖するというのが大多数ですので、

正確に知って、正しく程よく恐れるのがちょうどいいのかなと思います。

分からなければ、とりあえず実体が見えるまで手を尽くしてみましょう。

皆さんはどう感じるでしょうか?

あとはご本人次第です。

 

ではでは~。