疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

休日のデイトレ準備メモ-サイバーエージェントのファンダメンタル分析的材料について 2

2023.2.11 休日のデイトレ準備メモ

 

決算発表ラッシュの時期の中で、決算データを大量に見ていると

やっぱりシンドイところではあります。

昨日、ラーメンを食べてきて一息つきましたが、今日も少し話題を

決算とは違う内容で行きたいと思います。

 

私自身、デイトレを始めるまでは、ゲームをよくやっていたのですが、

デイトレをするようになってからは、一部のゲームを除いては

ご無沙汰な状態となりました。

とはいえ、レトロゲームは大好物なので、未所持のゲームがあれば、

折を見て買ったりはしますが、・・・まぁ、最近は色々な要素があって

レトロゲーム収集も非常に難しくなりました。

なので、やるとしたらもっぱらスマホゲーかブラウザーゲーに

なってしまいます。

 

過日に一度記事にしましたが、私が今継続してやっている数少ない

ゲームの一つにウマ娘があります。

ご存じの方も多いと思いますが、サイバーエージェントの代表作

ですが、今月で運営丸2年を迎える事となります。

早いもので、もうそんなに時間がたったのかと感慨にふけりそうに

なりますが、せっかくの上場企業銘柄の作品なので、

ファンダメンタル分析で、株価インパクトがどのように想定できそうか

考えたいと思います。

以前、下記の内容で記事にしましたが、今回はゲーム内容を具体的に

織り交ぜて分析をしますので、ゲームに興味のなくて結論だけ

という方は、一番下まで飛ばして頂ければと思います。

sone-kotetsu3.hatenablog.com

 

【項目】

  1. ウマ娘」自体のゲームとしての収益インパクトについて
  2.  具体的にどの日程でインパクトが発生するのか
  3.  想定されるインパクトを考えてみる
  4.  目標株価とかの株式市場がどう動くのか?

 

1.「ウマ娘」自体のゲームとしての収益インパクトについて

 ウマ娘の現在のセールスランキングは、高い位置を付けているものの、

 一時の勢いからは弱くなっているのも事実ですが、とはいえ、

 まだまだ十分に高い位置を守っているのは、素直に凄いと思うところです。

 参考情報は下記のとおりです。

 もしこれが正確じゃないとなると…なるほど分からんになってしまいますw

game-i.daa.jp

 

 23年2月期は32.1位(23/2/11 16:35 時点情報)と、まだ2月も10日を

 経過したところで、周年記念前というころで控えているという印象です。

 スマホゲーのセールスランキングに興味のある方なら良く分かると

 思いますが、現時点のセールス引上げ要素としては下記が必須となります。

  ・ユーザーの期待通り~期待以上のキャラクター実装

    →望まれているキャラ~実装を諦められていたキャラの実装で

     増収インパクトは相当に高く出る見込みあり。

  ・新ゲームシステムの評価が期待通り以上の成果か

    →期待通り以上の場合は、新規ユーザーや出戻りの期待大

  ・キャラクター実装に関連した、使用許諾の事実インパク

    →社台グループなどが使用許諾不可としていた状況が

     一変した場合に長期的な増収インパクトが確実に発生する

 2年前にサービス開始となったことから、ユーザーも固定客が殆どで

 あることから、ユーザーが如何にはなれない作品を作り続けるかという点が、

 ポイントとなります。

 また、新規客を狙うのであれば、話題性と新規客に優しいゲーム提供

 が必須となります。

 これらの点で、育成ゲーで、なおかつユーザー同士でのランキング的競争

 の要素が、ウマ娘に関しては、他のゲームと比較して若干薄い点は

 否めないところです。(もちろん対人対戦要素はあります)

 その中で、今まで期待されて実装されていなかったキャラや

 諸事情でキャラ実装が望めなかったモチーフ競走馬などの実装が、

 ウマ娘の収益増加の期待材料としては挙げられます。

 2/22に2周年記念のYouTube放送がありますが、番組告知もかなり意味深な

 告知の仕方をしており、現ユーザー界隈では結構な期待が上がっています。

 この期待が、想定通り~想定以上である場合は、確実に一定期間の増収は

 確実に見込めると言えます。

 また、ゲームシステムも周年記念に合わせて、色々と改修している点、

 そして、新しいシナリ・ゲームシステムも導入となりますが、

 この部分については、ユーザーの期待通りかどうかで+100か-100かの

 0が存在しない結果が出る事になるため、業績は正直読めないところです。

 

ウマ娘での増収インパクト要素の整理】

  実装キャラ要素 × 実馬の業績(競走馬時戦績+引退前後の動向)

   × 実馬所有者の使用許諾 × 新ゲームシステム・シナリオ(+100% or -100%)

 

2. 具体的にどの日程でインパクトが発生するのか

 上記を踏まえると、

  サイバーエージェント株の分岐点は2/22となります。

  日中取引は情報が漏れない限りは、思惑で変動が想定されます。

  その思惑を踏まえて、夜間PTSはその幅を増幅して上にも下にも影響を

  与えてくると考えられます。

 現時点で公表されている情報以上のものは、リーク情報が無い限りは、

 実装キャラを推定で当てられたとしても、ゲームシステムで劇的に上方修正

 ないしは無価値になるため、かなり難しいといえます。

 

 ここ1年来の放送日PTS取引を観察していましたが、大きく株価が動くことは

 なく、無風になる回も結構ありました。(土日の放送日もありました。)

 また、サイバーエージェント株の株価上下は、ウマ娘以外の要素での上下、

 直近ではamebaTV・サッカーW杯要素、株主優待要素での株価変動が

 記憶に残っているのではないかと思います。

 今回のYouTubeでの周年放送が無風だった場合、

  ウマ娘を要素とした株価変動は、

  無風~下方インパクトのみという事を証明することになります。

 これを考えると、ゲームとしての寿命に大きな影響を与える結構重要な

 ポイントとなります。

 

3. 想定されるインパクトを考えてみる

 上記でも書きましたが、要素としては「実装されるゲームキャラ」と

 ゲームの土台となる「シナリオ・システム次第」の掛け算となります。

 仮で想定すると、

 例えば、「社台グループ」や「金子氏」などが所有の実馬をモチーフとした

 キャラが実装されたと仮定した場合、この要素だけで、かなりプラスの

 インパクトになります。具体例で挙げたこの2者は共に使用許諾が出ておらず、

 許諾をもらう事はほぼ不可能と言われているため、ゲームユーザー界隈では

 夢物語扱いでした。

 ご存じの方は分かると思いますが、過日、ウマ娘公式運営のYouTube配信に

 おいて、「ジャングルポケット」と思われる「完全未発表キャラ」が映像に

 映り込んでおり、後日アップされた別動画において、同血縁(トニービン産駒)

 の「エアグルーヴ」に差し替えられて、逆に匂わせで話題となりました。

 仮にジャングルポケットだったとして、所有は社台グループの吉田勝己

 が個人で所有という事なので、ゲーム開始当初は使用許諾が全くでていない

 実装不可キャラだったところが、許諾が出たという一大事となります。

  注:社台つながりでエアグルーヴ社台ファーム生産ですが、

    オーナーは東京鉄鋼(5445)の吉原毎文氏〈所有権自体は

   (株)ラッキーフィールド名義で保有〉のため、

    社台グループの許諾は不要となります

 

 この一歩が踏み出せると、今まで許諾が下りずに諦めていた名馬、

 例えばディープインパクトなどがいますが、実装が現実味を帯びてくる

 ので、これだけでも相当のプラスインパクトとなります。

 ですが、ゲームシステムがダメだとゲーム存続が一気に難しくなるとも

 言えます。ウマ娘のゲームシステムがややマイナス面に振れているのも

 事実なので、この部分がどこまで改善されるかというのもポイントです。

 せっかくの素材を台無しにするところなので、ゲームシステム面を

 「+100% or -100%」と表現したのはこれが理由です。

 プレイアブルとしてミスターシービーシンボリクリスエスツインターボ

 オグリキャップに続く漫画化のサクラローレル

 アニメ化のナリタトップロードは、いつプレイアブル実装をしてくれるのか

 という点で期待が集まっていますが、もしこの部分だけの発表で、

 プラスアルファが皆無だとすると、インパクト薄という事で、

 株価無反応か下落が想定されます。

 そういう点で、今月2/22はサイバーエージェント株の株価分岐点になると

 考えられます。

 

4. 目標株価とかの株式市場がどう動くのか?

 目標株価は、実装される内容の数次第という事になります。

 ・上記にも書きましたが、プレイアブルキャラとして、ミスターシービー

  やシンボリクリスエスツインターボ、漫画化・アニメ化キャラあたりの

  発表でとどまる場合は、無風以下は必至です。一時的に1,200円割れになる

  可能性も想定はしておいた方が良いかもしれません。

  Amebaの優待狙いがメインの方であれば、この下落のタイミングで

  買うのも選択肢としてありかもしれません。

 ・新ゲームシステムがよさそうな内容であれば、最低ラインで無風、

  若干株価上げの可能性もありますが、無反応で終わる可能性はあります。

  ゲームシステム部分については、徐々にではありますが改修は入っている

  ので、評価はできるのですが、ユーザー視点としては、この部分の

  満足感が低い点は否めないところがあります。

  既に離れてしまったユーザーも、この部分でやめてしまったという方が

  多いので、違うプラス要素とセットで出戻りを画策しないと難しいと

  言えます。

 ・上記2つを踏まえると、やはり今回は新キャラがどの系列のキャラクター

  なのかがカギになりそうです。

  目下有力視されている「ジャングルポケット」関連、社台グループ、

  吉田勝己氏、この辺がキーポイントになると考えられます。

  この点は、ここ最近のウマ娘のリアルのコラボイベントでも端々に

  片鱗が見えているところがあります。

  また前段階で、

  ニシノフラワーセイウンスカイのオーナー西山氏親子、

  コパノリッキーのDrコパ氏などの著名人がウマ娘に関する良い反応を

  しているのを筆頭に、アドマイヤジャパンアドマイヤベガの血縁馬)

  やタニノギムレットが在籍するYogiboベルサイユリゾートファームで、

  引退場養老と観光牧場を兼ねた経営が銀行に評価されて、

  このような案件で初めて融資実行できたといった、経済面で結構重要な

  話があったり、

  また最近の事例では、

  ホッコータルマエを主軸にした苫小牧関連の地域振興、

  「よいとまけ」製造メーカーの三ツ星株式会社の売上激増など。

  一昔前のブラウザーゲーの「艦これ」の経済波及効果が思い出されるよ

  うな状況です。

 ・これだけ競走馬による「競馬」も「競馬外」も大きく経済波及効果が

  あれば、むしろ馬名使用許諾もそうですが、馬名使用依頼が出てくる

  のも理解できるところです。

  大分前の話にはなりますが、シンボリルドルフより前の世代になりますが、

  1973年天皇賞(春)勝馬タイテイエムのオーナーがウマ娘化の依頼

  をしたという話もあります。

  馬主界隈でも、ウマ娘に前向きな方も多くいらっしゃるようです。

  もちろん、色々と思惑はあるとは思いますが、そういうのも含めて、

  ウマ娘の役割というのは、思った以上に大きいのかなというのを思います。

 ・人によっては、「たかがゲームで、しかも美少女にするとかきもいわー」

  「競馬にオタクはくんな。きもいわー」ってなる人も、どうやっても

  一定数いるので、これは仕方ないと思います。

  もちろん、分は弁えるのは、オタク云々に関係なくやるのが当たり前

  ですが、こっちは楽しみながら、関連企業の経済回しとるんだから、

  関わらんでくれって感じではあります。

  オタク上等ですし、楽しんだ者勝ちです。楽しむ仲間が多い方が

  いいんじゃないのかな?とも思いますが、あくまで個人の見解ですw

 

話がかなり取っ散らかりましたが、

結局は2/22の夜間PTSが大勝負になりそうな予感はあります。

考えられる思惑は既に織り込み済み。考えられる思惑としては、

1. YouTube配信の出演キャストも発表となっており、

 プレイアブルキャラ部分の思惑要素は100%織り込まれた状態となります。

 タイミングはともかく、シービー、クリスエス、ターボ実装は近い。

 ローレルやトップロード関連も情報があるといいな・・・的な感じ。

2. 過日の別動画関係で、社台グループ関連での実装キャラ発表があるという

 思惑も織り込み済み。

 なおジャングルポケットは確定、確定じゃなくてもネタにできるので

 むしろ問題ないという思惑。

 結局のところは、社台などの難攻不落の馬主の使用許諾が出たという

 事実が材料になるというのが思惑です。

3. あとは、新実装ゲームシステムに対しての評価がどうなるか次第。

 競走馬の三大始祖がサポートキャラとして出るのが確定しているので、

 ネタとしては最良なのを織り込み済み。

 ゲームシステムの発表内容次第で大きく上下に振れる見込み。

 ただし、ゲームシステム単体での評価は、下振れはあるが上振れは

 無いという思惑。

 

過日のドラクエチャンピオンズのようにならないことを祈ります。

あれは、本当にコメント欄が荒れてお通夜になってしまったのを

リアルタイムで見ているので、結構切なかったのを今でも鮮明に

思い出します。

そのときの夜間PTSも見てましたが、瞬間沸騰のように株価が

S高まで行って、お通夜になって激しく下がって、翌日は阿鼻叫喚。

そういうのも踏まえて、ゲームプレイやゲーム知識もファンダメンタル

材料なんだなと思い知るところです。

サイバーエージェント株を昨年11月初旬につけた1,068円で買えた人は、

大正解だったと思います。

買うにしても、やはりファンダメンタル要素は不可欠だなぁ・・・と。

 

以上、ファンダメンタル分析でした。

お疲れさまでした。良き休日を!

ではでは~。

 

地方競馬のライブ映像無料配信中!
地方競馬へ投票するならオッズパーク

 

【DMM CFD】初心者からプロまで 人気の13銘柄!!