本日のデイトレ(本日はノートレです)と、元税理士事務所職員の本音~確定申告シーズン、国税庁(税務署含む)ってどうなん?の2本立てです~
2023.1.11 本日のデイトレ
約定数(売り・買い精算済み) 0件 0円
利益取引 0件 +0円
損失取引 0件 -0円
同値撤退 0件
現物保有 1件(評価損益-10円 前日比 0円)
保有銘柄 アジア開発キャピタル(9318)100株 評価損-10円(楽天証券)
・本日は事務仕事デーのため、ノートレになりました。
朝の寄りの段階では参加するつもりでしたが、1時間ぐらい眺めて、
結局触らずとなりました。
実は、事務仕事しながらBTM(5247)をずっと観察していたのですが、
いやはや見事としか言いようのないS高の吹き上げ。
確かに、デカい損切りだったので悔しいのはありますが、逆に見事な吹き上げ
と株価の動きだったので、素直に凄いなぁ・・・と、感嘆したところです。
確かにこれは並みの戦略でのデイトレでは勝てないなぁ、と思いました。
おそらく途中まで参加者人数も少なくて、がっちり動かしていた人が居たの
だなと思うところです。
今現在、チャートとか諸々の情報を集めて、自分なりに検証研究に着手して
いまして、振り返りほどに興味深い内容だなと思いました。
そんなこともあり、他の銘柄には目もくれず、というような状態で、
結局前場そこそこの時間で引き上げて、事務仕事に切り替えたところです。
ホント、いいものが見れたなというのが本心です。
と言いつつも、デカい損切りさせられて悔しいぃぃぃぃぃヽ(`Д´)ノw
・今日の事務仕事は、本業の事務仕事以外に、知人の確定申告のサポートを
しておりました。
と言っても、税理士のようにガチの法律判断でアドバイスという事では
無く(注:無資格者が法律の独自運用解釈をアドバイスして報酬をもらうと
税理士法違反でアウト)、国税庁HPのe-taxの使い方とか、QRコード納税
の仕方の手順とかの手配をしていただけなので、それほど難しい仕事を
している訳ではありませんが、本業が忙しい方にしてみると、慣れてない
事務作業はそれだけで煩わしいのは当然だと思います。
結局、その作業を勉強してできるようにするのか、誰かにお願いするか、
という選択肢で考えるほかないのですが、さすがに雑務を税理士先生に
お願いするのは気が引けるのもよく分かりますし、そこそこのお金払って
事務作業してもらうというのも、割と悩みどころかと思います。
この辺は価値観の問題ですが、私としては、しっかりお金払ってでも
やってもらうなら全然良いと思います。
・日本人特有の、単純な作業だからサービスしろ的な圧を掛ける人が
思った以上に多いのも事実で、事務所勤務時代はこういう仕事の連続だったと
今振り返るとげんなりするところです。(無論断れるのは断った上です。)
これはお客さんだけでなく、事務所内の職員仲間も同じような思考の人が
結構多いので注意が必要だったりします。
手間暇、時間をかけてやってもらう事に対して、対価を払うという感覚が
思った以上に薄い傾向があるのが日本人という、正直微妙な気持ちになる
ところです。私自身の出会いの運が悪かったのかもしれませんが、
年齢層が高くなると、急上昇するレベルで増える傾向があったので、
年齢層の高いお客さん抱える事務所には勤務したくないなぁ…と。
税理士事務所目指す方は、お客さんの年齢層は、よくよく確認しておくと
いいかもしれません。
相続税対策を強化している事務所さんや、事務所の社歴が長い事務所さん、
特に事務所の所長さんが50代以上行っている場合は、確実に年齢層の
高いお客さんに当たります。警戒はしておいた方がいいかもしれません。
・お気持ち表明な話になってしまいましたので戻しますが、
確定申告は原則毎年2月16日~3月15日が受付期間となります。
ただし、税金還付の申告の場合は、年始税務署が始まった日から受付をして
もらえます。今年は1月4日が年始開庁日だったので、この日から受付でした。
もちろん申告が早ければ、その分還付金の入金も早く入ります。
この辺、結構税務署は融通を利かせてくれますが、意外に知らない人も
いらっしゃいます。
医療費控除だけとか、ふるさと納税で所得税で還付させたいという方は、
ぜひ前倒し申告をおススメします。
・実は、紙媒体での申告と電子申告での場合で、還付金の入金までの速さに
差があります。
今までいろんな方の話を聞く限りで、
平均して1~2週間ぐらい差が出てくるような感じはあります。
国税庁側は、この辺の明確な差は明言していないのですが、
電子申告を推している背景には、こういう部分でも差を付けるから
電子申告してほしいという本音が見えてきます。
・結局、紙媒体で申告したところで、国税庁内で紙媒体データを電子データに
するだけなので、紙媒体だからバレにくくて有利とかは全くありません。
変な申告をすれば、紙だろうが電子だろうが、突いてくるのが国税庁です。
様々な事情で電子申告できない場合もあるので一概には否定はしませんが、
メリットを得たいなら、ルールに従って電子申告はやるべきです。
この点に限らず、結局いろんな理由を付けてやらないということ自体は
別に良いのですが、やらなかった事による不利益とかをあーだこーだ言うのは、
ちょっと違うんとちゃう?(´・ω・`) って思うところです。
手間でもやる価値があるなら、やった方が絶対にいいと思います。
・申告内容自体、国税庁としては完璧な申告とかはあんまり期待していません。
この辺り、以前に大学の先生で国税庁勤務の人の話を聞いた事がありまして、
これは本当にそういう前提で提出書類は見ているそうです。
無論、収入隠しとか架空経費とかで明らかに悪質・悪意のあるものであれば、
犯罪なので取り締まり対象となりますが、単純な間違いであれば、
それを素直に認めて訂正、追加納税があれば納税をしっかり行えば、
別段強硬な手段をとることはありません。
変に言い訳とかして拗らせたら…と、普通の人間関係対応と変わりませんw
あんまり酷い間違い方であれば、さすがに怒られますが、
詰まるところ、悪い事してないかどうかです。
警察官と同じで、悪い事をして反省して今後それをやらない。という対応が
出来れば、別に恐れる事はありません。
「よく分からんけど後ろめたいから恐れるのかな?どうなん?(´・ω・`)」と。
この辺は、どうしてもイメージが先行してしまったり、
変な話だけが世間に出回ったり、というので仕方ないのかなと思いますが
イメージ先行、ほんと怖いなぁ、と思います。
・国税庁は、一般の方たちが思う以上に色んな事への対応するために、
沢山の部署を抱えていたりします。
一般的な部署としては税目別(所得税・法人税・消費税など)で部署が
割り振られてますし、警察の「捜査1課」みたいな感じで、
会社対応なら「法人1部門」とか、相続税対応なら「資産1部門」
というように、各税目でも更に細かい割り振りがあります。
(注:ちなみに、関税に関しては国税庁管轄ではなく関税局管轄です)
また更に国税庁内では、特定の人たちに対応するための特別編成部署も存在します。
有名どころでは、黒澤明監督の映画「マルサの女」で有名になった特別調査
部隊「国税局査察部」も実際にあり、その機動力は日本の事務系役所の中では
確実にトップの能力を擁しています。
地検特捜部と同じように、特殊部署となると一部の地域にしか設置がありません。
国税局査察部については、東京・大阪・名古屋の各国税局にのみ設置があります。
※注:ほかの所轄局地域も、局査察部に近い部署の設置はあります。
そもそも「そういう部署が表立って動く=99.99%アウト」という事です。
昨今話題になっている「会計検査院」とかも、これに匹敵するレベルですので、
なめて掛かったら確実にアウトだったりします。
身の安全を確保するために領収証調査を拒否ですって?
もし安全が確保できないって話なら、何十年にもわたって何万件の税務調査で
得た情報が何十年も駄々洩れのはずなんですが…どう説明するんでしょうね?(´∇`)
ニュースでいろいろと取り沙汰されていますが、結局「真っ当にやってるか」
なので、本人が一番よく分かっているのではないでしょうか。
国税や検査院の調査力、冗談抜きでヤバいですよ。
公安は公権力行使で調査できるので、別の意味で勝てませんが、
この二つの役所は、公権力を使わずに一般調査の合法的な範囲内でヤバい
調査能力を発揮するので、法曹界の専門家が束になっても勝つのは相当困難です。
調査される側になった時点で、ほぼ負け確だったりします。
ザンネンッ(´・ω・`)
半分以上デイトレとは無関係の話になってしまい申し訳ありません。
たまにはこういう書き方もどうかな、と思い書いてみました。
ニュースを見てて、色々と思うところが多かったので書いてみましたが、
反応があれば、知っていて書いても大丈夫そうな範疇で書いてみたいと思います。
ご覧いただきまして有難うございました。
お疲れさまでした!