疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

本日のデイトレと明日のIPO戦略メモ(今日はノートレ)

2022.12.28 本日のデイトレと明日のIPO戦略メモ

 

本日は外出で完全ノートレだったので、

成績については省略です。

保有銘柄も全く動かずなので、こちらも省略となります。

 

・今日の相場の情報を集めましたが、ELEMENTS(5246)がかなり玄人好みの

 面白い動きをしていたのは、Twitterでも流れていたので確認できていましたが、

 実際、チャートや歩み値を見たところ、これはかなり面白い動きをしていたな

 というのを感じます。

 ただ、朝の動き以降、かなり玄人向けの相場で、私のような初心者だと、

 確実に焼かれるかもなぁ・・・と感じるところです。

 リアルタイムで注文板が見れていないのが痛いのですが、歩み値の動きを見ている

 限りは、そういう感想を抱くところです。

・その他監視銘柄についても、サンクゼール(2937)もかなり玄人好みの動きで、

 いよいよ3,000円台をキープし始めてきたなという感じがあります。

 とはいえ、ELEMENTSと肩を並べるほどの1日の売買代金でしたが、

 ELEMENTSの株価の規模で、サンクゼールを上回る売買代金を記録してるのを

 考えると、ELEMENTSの取引がいかに凄かったのかが分かります。

・あとはデイトレーダー御用達のキャンバス(4575)もなかなかのいやらしい

 チャート、アルメディオ(7859)に至っては、場中の値幅はそこそこですが、

 朝の寄りからの大きなガラは、個人投資家を絶対焼く強い意志を感じる動きで

 今日はある意味触らなくてよかったかも・・・と思ってしまうところです。

 ただ、Aiming(3911)がかなり下がってきていて、多分場中にいたら、

 買っていたかもしれない動きだなとも思うところです。

 やはり年末大晦日も近い閑散相場ならではの動きなのかな、とも思う所です。

・あとは、本日は権利付き最終日でもあり、全体相場も、業種によって上げ下げが

 別れたようで、決算が集まっていたりするジャンルが影響しているかなと

 感じるところです。

 

さて、明日のIPO上場銘柄の情報整理です。

本年トリを務めるIPO上場銘柄ですが、ELEMENTSとサンクゼールの強さが際立って

しまい、ちょっとかすんでしまっている可能性がありますが、とりあえずは

確認をしたいと思います。

 

 スマサポ(9342

 会社設立:2012年4月(今年で11年目)

 事業内容:不動産管理業界に向けた複数ソリューション提供と入居者アプリ

 公募価格:800円

 シンジケートカバー(誠意買い):指定なし

 株主構成・ロックアップ期間(設定のある株主のみ):

  (株)CABO DA ROCA(非上場)          33.31%    180日間

  太田 卓利                    24.59%    180日間

  大東建託パートナーズ(株)(非上場*)      5.90%    180日間

  Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合    4.92%      90日間

  小田 慎三(社長)                 4.31%    180日間

  (株)DGベンチャーズ(非上場)          2.95%      90日間

  藤井 裕介                     2.84%    180日間

  太田 玲                      2.66%    180日間

  NEXT ONE有限責任事業組合            2.18%      90日間

  みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合      2.17%      90日間

   *)関連会社として 大東建託(1878)となります。

    主に大東建託で作った建物の資産管理関連がメインの会社です。

 

 過去5年間情報

  売上増収:17年9月期 79百万円 → 847 → 1,438 → 1,860 → 2,029

  当期純利益:17年9月期 -117百万円 → -83 → 112 → 152 → -50

 

 所感:

  ・不動産関連で、なおかつ管理業務メインという事なので、サービス業

   となります。

   大東建託関連ということなので、これ自体で人によって大きく評価が

   別れる部分となります。

  ・上記とは別に、不動産管理に関連して入居者アプリを業務の中に

   入れてくるという事なので、大東建託内部でしっかり囲い込む戦略

   として立ち上げた企業なのかなという意図を感じるところです。

   そのため、財務内容も売上連続増収、利益は赤字・黒字の波ありで、

   おそらくこの赤字はアプリ開発費用等の事業投資での赤字と

   考えられます。

   この辺は、最終的に上場日当日に出てくる決算データでの最終判断

   になってくるところです。

   ただ、数字だけを見ると、ややリスクありな企業と判断出来てしまう

   ため、上場日当日は注意が必要と思われます。

 

 IPO初日の寄り方情報は次の通りです。(日本取引所HPより)

 板中心値段:800円(公募・売出価格)

  気配更新:+40円/10分

  通常時の値幅更新時間:3分

  気配更新上限・下限:1,840円(上限)、600円(下限)

  注文受付価格範囲:200円 ~ 3,200円

  この条件で行くと、

   上限価格幅: 1,840 - 800 = 1,040円

   下限価格幅:    800 - 600 =    200円

  それぞれ寄らなかった時の気配更新幅からの所要時間の推定

   上限到達時間:1,040円 ÷ 40円/10分=26.0 → 260分(4時間20分)

   下限到達時間:   200円 ÷ 40円/10分=  5.0 →   50分(50分)

 

ネット上の話題ピックアップ状況(2022.12.28 19:35現在)

ツイッター:現時点では、当選報告コメントも散見されるも、

       積極的な売り・買い意見は見当たらず。

       割と消極的な雰囲気の可能性あり。

・Yahoo掲示板:コメント31件(2022.12.28 19:29時点)

       コメント欄は、当選報告コメが多め。売却して利益が欲しい

       といったコメントがメインで、ファンダ的な話はほぼ皆無。

       本日のELEMENTSみたいに、投機筋等が意図的に動かしてくる

       可能性も指摘するコメントもあり。

 

【現時点での所見・検討】

 ・財務状況は、連続増収ではあるものの、利益に波がある企業です。

  大東建託傘下の企業という点では、安泰と言える立ち位置ですが、財務が

  やや不安定な点が論点になりそうです。

 ・業務内容面では、大東建託関連とはいえ、不動産管理関連のアプリ提供

  という事で、サービス自体は良いものですが、大東建託への依存度によって

  評価が大きく変わると言えます。

 ・株価規模を考えると、1,000円以下という事で触りやすさがあるため、

  年明けに持ち越すような注文板の需給形成が起こる可能性も十分あります。

  逆に、ファンダ面での評価があまり出てきていないという点も、

  不安材料と取るのか、材料として考えるには小さい要素なのか、

  なんとも言えない部分です。

 ※個人の気持ち的なところでは、事情は話せませんが、

  ファンダ面は全く評価はしていません。

  ダイレクトにマネーゲームとしか見てませんのでお察しください。

 

本日のELEMENTSの面白い動きがリアルタイムで見れなかったのは、非常に

残念なところでしたが、明日のIPO上場銘柄への影響にもつながりそうなので、

明日も引き続き観察して行ければと思います。

ここまでご覧いただきまして有難うございました。

お疲れさまでした!

 

 

 

 

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