本日のデイトレと明日のIPO戦略メモ(IPO本日上場分 爆損報告)
約定数(売り・買い精算済み) 21件 -24,000円(1日の爆損発生記録 第2位)
利益取引 12件 +5,100円(トリドリ 3件 +2,900円)
損失取引 5件 -29,100円(トリドリ 1件 -24,400円 → 計-21,500)
同値撤退 4件
現物保有 1件(評価損益+1,600円 前日比 0円・日本駐車場開発(2353))
・トリドリ(9337)で見事に爆損金額をかまし、第2位となりましたw
いやぁ、見事にやられてしまいました。
1回の取引での損失発生では、間違いなく記録更新の1位ですが、
全体的にカバーできたので、1日の記録としては第2位となりました。
第1位の爆損の記録は下記のブログに記載してますので、
ご興味があれば、ぜひご一読いただけると嬉しいです。
・全体的に地合いも悪く、監視銘柄ほぼ全てがひどい状況になっていました。
むしろ地合いのいい監視銘柄が無く、本当に地獄の一日となりました。
他のYouTuberの配信を見ていても、皆さん本当に酷い状況ばかりで、
自分も酷い状況ですが、他の方の状況がもっと酷いのを見ていると、
なんとも言えない気分になります。
今回の直接の原因はただ一つ。損切りが出来なかったところです。
逃げられる場面も結構あったので、なぜ逃げなかった・・・と。
とりあえず、ストップ安に巻き込まれる前に損切りはできたので、
これでよしとします。明日上がったとしてもそれはそれ。
今日の夜間PTSは見るのが怖いですね・・・。
とりあえず、明日以降も気を引き締めてやっていくだけです。
・また別の大きな要因として、
朝8時に発表になった上場日発表の決算データを見て、
ちょっとこれはヤバいかも・・・っていう直感があったのに、
途中で止められなかったのも、今回の失敗要因の大きな1つとも思っております。
決算短信と事業計画を見て、
第一印象として、かなり首をひねってしまう内容ではありました。
具体的には、
・決算短信はさらに赤字拡大。そしてその明確な解消策の記載がなかった。
・事業計画の内容も、言い方は悪いですが、ただ横文字を羅列しただけで、
事業拡大の具体的な方針が全く読み取れなかった。
概念論は良いのですが、事業計画ではなく、ただのイメージ発表資料
という印象が強かった。
・特に、インフルエンサーの区分に関して
「マイクロインフルエンサーが~」という言葉が良く出てきましたが、
具体的な内容が無く、また取引先企業も具体的な例がなかったことから、
売上規模と照らし合わせると、大きく拡大するビジョンが見えない
内容でした。
やはり第一印象・直感は信じないといけないなと痛切に思いました。
途中まで利益を出せていたので、欲を欠いてしまったところかなと思います。
・現時点(14:58)でトリドリの状況も、ストップ安の2,233円に
売りが72,500株、買いが15,900株と約4.5倍となっているので、
大引けまでには、余程大口が入らない限りは解消は難しい状況です。
・監視銘柄のスカイマーク(9204)も酷い下げとなっておりました。
スカイマークも5件取引しており、トータルで損益0円と冴えない結果でした。
相場自体は途中まで良い調子で上下していたところでの大幅下げなので、
今日はいかに大口の方たちに翻弄されているのかという所です。
・・・と、書いている側で大引け直前で100円株価が飛ぶとかいう、
意味の分からに動きを。
いや、なんでよwwwwwwwww Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)
もう、あまりの雑な動きに爆笑しかでません。
とあるYouTube配信で、「スカイマークはミサイルになりました(真顔」という
コメントに、リアルにお茶を吹いてしまいましたww
こういうセンスのあるコメント大好きです。
配信者の方もリスナーの方も、面白い配信、心から感謝です。
こういう日もありますので、明日以降気を取り直して行ければと思います。
さて明日のIPO銘柄の情報整理です。
IPO上場企業数 2社
INFORICH(9338)
会社設立:2015年9月(今年で8年目)
事業内容:モバイルバッテリーシェアリングサービス『ChargeSPOT』の運営
公募価格:4,600円
シンジケートカバー(誠意買い):指定なし
株主構成・ロックアップ期間(設定のある株主のみ):
秋山 広宣(社長) 17.16% 180日間
日本郵政キャピタル(株)(非上場) 5.53% 90日間 2倍
GMCM Venture Capital Partners I Inc. 5.21% 90日間 2倍
ゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパン(有) 5.12% 90日間 2倍
WISELY HARVEST LIMITED 5.05% 90日間 2倍
HFA2号投資事業有限責任組合 2.66% 180日間 2倍
過去5年間情報
売上増収:18年6月期 75百万円 → 15 → 96 → 562 → 1,645
当期純利益:18年6月期 -91百万円 → -228 → -2,914 → -1,933 → -2,210
所感:
・スマホが手放せない昨今において、充電は死活問題なのは、
皆さんよく感じるところかと思います。その中で、コンビニや電車の
駅に設置のある場所もあり、目にすることも多くなったと思います。
まさに、あったら助かる、公共通信設備として欠かせなくなってきた
インフラと言えるかと思います。
・このサービスも、まだ歴史も浅く、設備拡充を行っている最中であり、
決算データは、どうしても赤字計上にならざるを得ないことになります。
この事業の焦点として考えられることは、
1.設備普及が完了するのはいつのタイミングなのか?
2.モバイルバッテリーの貸し出しなので、使用後の回収率がどうなのか
3.設備普及完了後の、設備の耐用年数、特にバッテリー自体の耐用年数
がどのレベルで使用し続けられるのか。
(使用頻度や過充填対策による備品寿命の管理など)
難しい言葉で言うところの「サービスポテンシャル」です。
※ここで言う「耐用年数」はいわゆる「法定耐用年数」ではなく、
実際に劣化して使用に支障を来すまでにどれだけ実質的に使えるか
という「実際の部品の寿命」という意味での耐用年数です。
バッテリーの性能向上は、いわゆる技術革新で伸びるものですが、
取替のタイミング等をうまくコントロールできるかどうかが、
利益を伸ばせるかどうかにつながるため、この辺の運営は様子をみる
必要があります。
・必要インフラとしては、良い事業という点では間違いないと言えます。
IPO初日の寄り方情報は次の通りです。(日本取引所HPより)
板中心値段:4,600円(公募・売出価格)
気配更新:+230円/10分
通常時の値幅更新時間:3分
気配更新上限・下限:10,580円(上限)、3,450円(下限)
注文受付価格範囲:1,150円 ~ 18,400円
この条件で行くと、
上限価格幅: 10,580 - 4,600 = 5,980円
下限価格幅: 4,600 - 3,450 = 1,150円
それぞれ寄らなかった時の気配更新幅からの所要時間の推定
上限到達時間:5,980円 ÷ 230円/10分=26.0 → 260分(4時間20分)
下限到達時間:1,150円 ÷ 230円/10分= 5.0 → 50分(50分)
ネット上の話題ピックアップ状況(2022.12.14 15:39現在)
・ツイッター:現時点では、それなりには話題には上がっているものの、
需給と利益獲得との関連性に懐疑的なコメントも散見。
購入・売却に関するコメントもなし。
・Yahoo掲示板:コメント52件(2022.12.19 15:06時点)
コメント欄は、否定的な意見の割合が多めの感触あり。
こちらでも、需給拡大と利益獲得の関連性に懐疑的な
コメントあり。
株価の高さについても言及があり、こちらの側面でも
否定的な意見が散見される。
【現時点での所見・検討】
・財務状況は、連続増収ではあるものの、赤字拡大という事で、
設備投資等の先行投資が大きいため、連続赤字となっています。
数字だけを見ると、否定的な意見になるのも理解できます。
また収益構造を考えた際に、
得られる利益金額と、まかなうべき費用との釣り合いが取れるのかという
点で懐疑的にならざるを得ないところがあります。
早い段階で回収できるのであれば、将来性もあると言えますが、
モバイルバッテリー自体の寿命もそうですが、設備の実際耐用年数が
利益獲得に割にあっているかどうかが焦点になります。
個人で使っているモバイルバッテリーの寿命のことを考えると、
個人的には否定的な意見を言わざるを得ないのかなと思うところです。
・業務内容面では、全国規模での事業拡大ができる業務のため、
売上収入拡大は十分に期待はできますが、問題は設備投資が割に合っているか
という点がポイントで、消耗品を大量に抱える事でもあるので、
この点が割に合うかどうかが微妙なところと考えられます。
消耗品・設備一式が耐久性が高いものであれば、顧客利用の回転率を高める
ほど利益が得られるので将来性があるのですが、正直やや懐疑的な部分が
払拭できないのが実情です。
・あとは、朝に発表される上場時決算関係資料を見ての判断ですが、
取引開始直後だけ触って撤退になりそうな予感はありまs。
monoAI technology(5240)
会社設立:2013年1月(今年で10年目)
事業内容:メタバースプラットフォーム『XRCLOUD』の運営
公募価格:660円
シンジケートカバー(誠意買い):指定なし
株主構成・ロックアップ期間(設定のある株主のみ):
本城 嘉太郎(社長) 38.62% 180日間
(株)ベリサーブ 10.56% 180日間 (3724・上場廃止済み)
銭 錕 6.93% 90日間 1.5倍
(株)イグニス 5.61% 90日間 1.5倍(3689・上場廃止済み)
脇本 博道 4.86% 180日間
中嶋 謙互 4.12% 180日間
森川 幸人 4.01% 180日間
成澤 理恵 4.01% 180日間
山下 真輝 3.58% 180日間
過去5年間情報
売上増収:17年12月期 770百万円 → 753 → 218 → 1,127 → 1,291
当期純利益:17年12月期 1百万円 → 7 → -22 → -581 → -182
所感:
・今はやりのメタバース関連企業となります。技術革新的には
進んでいるものの、現段階では一般生活には反映されていないため、
実感が無いというのが実情です。
諸々記事を見る限り、eスポーツや仮想通貨とメタバースとの関連性など、
論点として押さえておきたい内容の記事も多く、将来性を感じる内容
ではあるものの、まだ総論的な話なので、ピンとこないというのも
実際です。
・業務内容もそうですが、この会社の株主構成について、見逃せない部分が
存在します。
それは、ベリサーブとイグニスが株主構成にいる事です。
詳しい方であれば、名前だけでピンとくると思いますが、
ベリサーブはソルトウェアの品質検証評価のジャンルではパイオニアと
言われる会社です。
またイグニスはスマホアプリ開発会社ですが、最近はVR開発にも力を
入れている中で、確実にシナジーが出る関係性があります。
いずれの会社も、上場廃止となったものの、手堅い業務により
業界では一線級の業績を残しています。その2社の支えを受けていると
いう事を考えると、個人的には面白いなというように思うところです。
IPO初日の寄り方情報は次の通りです。(日本取引所HPより)
板中心値段:660円(公募・売出価格)
気配更新:+33円/10分
通常時の値幅更新時間:3分
気配更新上限・下限:1,518円(上限)、495円(下限)
注文受付価格範囲:165円 ~ 2,640円
この条件で行くと、
上限価格幅:1,518 - 660 = 858円
下限価格幅: 660 - 495 = 165円
それぞれ寄らなかった時の気配更新幅からの所要時間の推定
上限到達時間:858円 ÷ 33円/10分=26.0 → 260分(4時間20分)
下限到達時間:165円 ÷ 33円/10分= 5.0 → 50分(50分)
ネット上の話題ピックアップ状況(2022.12.14 16:15現在)
・ツイッター:現時点では、ジャンルが注目を集めやすい内容のため、
話題にされがちですが、そこまで注目が集まっているかというと
少々勢い不足が否めないところです。
売り買いともに、コメントも見られない状況です。
・Yahoo掲示板:コメント100件(2022.12.19 15:55時点)
コメント欄は全体的に肯定的な印象が強いが、逆に明確に
否定的な意見をいうコメントも散見される。
ただし、否定的な意見は、株価の高さや静観するといった
消極的な否定的意見なので、注目度合いとしては良いと言えます。
【現時点での所見・検討】
・財務状況は、連続増収ではあるものの、連続赤字であるため、この数字だけ
で判断すると、否定的な意見になりますが、業種的には期待を集めるジャンル
であることから、当たれば大きく上がることから、将来性での判断が重視される
と言えます。
・業務内容面では、メタバース関連という事で期待度は高いです。
また株主構成を見ても、業界からも期待されてる事が伺えるので、
長期保有をするのであれば良いのかなと思います。
ただ上場直後の場合は、株価が定まっていないため、安く買ったつもりが、
案外高値掴みしていることも想定できるため、長期保有目的であれば、
様子を見てから改めて買うという方が良い可能性が考えられます。
具体的銘柄を出すのもあれですが、Aiming(3911)が典型例と言えます。
上場(2015年3月)直後3か月で株価が2,283円まで行きましたが、
今の株価水準と動き方を見ると、急いで買って長期保有でなくても大丈夫と
言えますので、この辺の兼ね合いも考えて購入を考える必要があると思います。
とりあえず今日は爆損だったので、早めに休む予定です。
PTS参加の皆様が、引き続き良いお取引を。
お疲れさまでした!