休日のデイトレ準備メモ-来週のIPO銘柄について
22.11.26 休日のデイトレ準備メモ
本日は、来週のIPO銘柄についての検討となります。
【先週のIPO銘柄について】
・ベースフード(2936)22.11.15上場済み
初日 初値 710円、高値 824円、安値 684円
11/25まで 高値 824円、安値 553円、11/25大引け 573円
25日まで日足で確認すると、ほぼ毎日下げている状況です。
出来高も、初日が980万株、翌日470万株、それ以降は100万株前後、
11/25に至っては61万株と地合いが悪くなりつつある状況です。
なかなかエグイ需給の株価チャートで、公式の材料情報もほぼ皆無。
決算発表も当面先となると、会社側が材料情報が提供されないと、
株価として上がっていくのは難しいと考えられます。
買うとすれば、安くなったかな、と感じたところで買うという感じかと
思います。現状では、購入するにはリスクがあるかなという所です。
自分自身としては、現時点の株価では買いたいとは思えない状況です。
・POPER(5134)22.11.15上場済み
初日 初値 1,110円、高値1,277円、安値917円
25日まで 高値1,277円、安値851円 11/25大引け 871円
25日までの日足で確認すると、こちらの銘柄もほぼ毎日下げている状況です。
出来高も初日に500万株、開始3日目に700万株、他の日は25~45万株前後と
かなりムラのあるチャートとなります。
異常値出来高はともかくとして、25までの日足チャートを見ると、全て
陰線でもなく、やや底打ちしたようなチャートの形に見える感じはあります。
まだ本数が足りていないので断定は不可能ですが、出来高は少な目ではある
ものの、そこそこの数は集まっており、なおかつ10月本決算であることから、
良し悪しはともかく、株価変動の材料が近く出てくることから、決算の数字
に対する思惑を織り込んだ相場の動きになる事は十分考えられます。
資金余力があれば、参加したいなと思うところです。
現時点で決算予測が赤字縮減予想なので、様子見をするには価値があるかな
と思うところです。業績予想するのは難しいとはいえ、教育機関向けの
業務管理システムの販売なので、悪い要素だけにはならないと思うところです。
【今週のIPO銘柄について】
・ティムス(4891)22.11.22上場済み
初日 初値 919円、高値930円、安値769円(ストップ安)
25日まで 高値930円、安値673円 11/25大引け 717円
上場して取引営業日3日間という事もあり、まだ情報が足りていないところ
ですが、出来高も初日に740万株ではあるものの、ストップ安で初日を終えて、
翌営業日には480万株、昨日25日は165万株前後と急激に出来高を落として
いて、株価もかなりムラのあるチャートとなります。
現時点で、公式材料もないことから、参加するのは難易度が高いと思います。
現時点(26日22:50)でまだ公式の材料もないことから、
参加するのであれば、もう少し株価が下がったところでの参加かなと思います。
2月本決算という事もあり、決算発表もまだ先であることから、特別な材料が
出ない限りは、株価維持は難しいと思います。
特に医薬品関係の会社であることから、自分としては特に慎重に参加判断
が必要と思います。・・・既に初日で焼かれているので、そう思ってしまう
という所もあります。
・tripla(5136)22.11.25上場済み
初日 初値 1,620円、高値1,805円、安値1,548円 大引け1,589円
現時点で上場したてのため、1日分の情報しかないのですが、
午後に寄っての取引で、1,550~1,800円の振れ幅で、IPOを好む人からすると、
とてもやりやすい銘柄であったかと思います。
25日の状況だけで見る限り、出来高も600万株を超えており、
休み明け以降の動きに期待の持てると思われます。
確かに、初値の金額を下回って大引けを迎えているため、この点においては、
悪材料という事ができ、休み明けはやりやすいと思われながらも、
注意は必要であるともいえると思います。まだ、市場需給の情報が足りていない
ので、引き続き観察したいともいます。
25日参加したかった・・・
週明けに関しては、この銘柄は観察する予定です。
参加するうま味があればよいのですが、これも当日にならないと判断できない
ので、参加してみようと思います。
【来週のIPO銘柄の情報整理】
・ウェルプレイド・ライゼスト(9565)22.11.30上場
公募価格 1,170円 10月本決算
過去5年間
売上連続増収 424百万→463百万→562百万→831百万→1671百万
当期純利益 17年+32百万→-6百万→-47百万→-8百万→+82百万
決算発表のある直近決算(21年10月)が、内容の良い決算となっている事から、
株価の様子を見てそこそこの保有期間で保有するという戦略も良いかなと
思うところです。
22年10月は時期的にまだ発表になっていないので、おそらく株価材料に
なると考えられるので、それも踏まえた戦略が必要と考えらえられます。
業種はサービス業区分で、eスポーツを活用したイベントの企画・運営を
行う会社。カヤック(3904)の子会社となりますが、カヤックの株価は
好調な部類なので、その点で評価するとこちらの会社も期待が持てる
ところとなります。
ひょっとすると、初日寄らないかもしれませんので、初日に
IPOが寄らなかった時のための段取りも一緒に考えておいた方がよさそうです。
・サイフューズ(4892) 22.12.1上場
公募価格 1,620円 12月本決算
過去5年間
売上増収 79百万→26百万→122百万→137百万→708百万
当期純利益 17年-398百万→-386百万→-372百万→-330百万→+143百万
再生医療等製品の開発・製造・販売を主たる業務としていて、
具体的にはバイオ3Dプレインタを用いた製品製造であることから、
バイオ系かつ薬品開発外の製品供給という事なので、商品需要的な部分で
の検討ができれば、ある程度の株価変動予測ができるのではないかと
思います。
過去5年、長らく開発のために赤字続きだったところが、直近決算(21年12月)
において、黒字転換が出来ていることから、販売商品の確立、販売ルートの
確立と拡大開始が考えられると思います。12月決算という事もあり、
時期的には3Qの決算短信の時期ではあるものの、上場したてということもあり、
おそらく次回の決算発表は12月本決算の発表と考えられるため、大きな材料
としては、来年2月以降と想定されます。その間に、材料ニュースが流れない
限りは、思惑折り込みの需給合戦が当面続くこととなります。
ちょっと難しいところですが、おそらく商品分析が出来れば、ある程度
この辺が解決できのではないかと思います。
とりあえず、IPO銘柄の簡単な振り返りメモでした。
もう少し深堀して、週明け以降の対策にしていければと思います。
ここまでご覧頂き、ありがとうございます。
どうぞ、良い週末を。
お疲れさまでした。