疲れ果てた元税理士事務所職員の備忘録

よく観察し、自分で納得し、決断してすぐ動くべし。

休日のポイント投資備忘録-ポジション整理・追加の検討

2022.11.19 休日のポイント投資備忘録

 

本日はポイント投資で保有しているポジションの再検討と整理追加を

考えていきます。

過日にも触れた通り、決算発表またぎ対策で事前に売却した銘柄関係の

買戻しと、現保有の銘柄の検討が中心となります。

 

【決算発表またぎ対策で売却した銘柄の買戻し検討】

売却済み銘柄で買戻しを検討している銘柄として下記のとおりです。

住友金属鉱山(5713)

 決算3月、中間9月 売却時4,483円 18日株価4,454円

 11/9に通期業績の下方修正による減益幅拡大の発表で下落するも、

 11/16にかけて上昇。11/17と11/18に下落して現在の株価に。

 調べている範疇では、11/16の上昇で信用買い残が減少している要素もあるが、

 核心となる材料は見つからず。需給等、何かを織り込んでいるのかは不明。

 某理論株価検索サイトでは割安判定です。

壽屋(7809)

 決算6月、中間12月 売却時8,338円 18日株価11,560円

 以前のブログでも、少し材料を紹介しましたが、話題株として注目が集まり、

 日足出来高も激増して注目株となった。

 取り扱いの製品の観点からは、今までが注目されなさ過ぎたと言えるが、

 現時点では逆に注目されすぎている感がぬぐえない。

 取扱品目やイベント企画等を踏まえると、上昇はあると考えても良いと思う。

 業界のマニアの人たちからすると、株主優待の点で需要があっても不思議ではない

 内容でもある。少なくとも、自分も激しく欲しいところです。(笑

 某理論株価検索サイトでは適正株価評価です。

任天堂(7974)

 決算3月、中間9月 売却時6,081円 18日株価5,920円

 言わずと知れた、ゲーム系企業最大手の一角。渋めの損益予想をする事でも

 有名な企業でもあります。

 決算発表・決算予測で株価が大きく下がりましたが、新作ポケモンの発売により、

 株価上昇中です。買い時を完全にミスりました。週明け月曜に買っていれば、

 確実に上昇に乗れていましたが失敗です。

 ですが、年末商戦から年度末に向けての商戦時期ですので、これから購入でも

 十分大丈夫だと思っております。

 他の銘柄にうつつを抜かして、完全な機会損失になってしまったところです。

 ですが、現時点でも決算発表前まで株価が回復してはいないので、スイング以上の

 長期保有目線であれば、多分大丈夫・・・なはずです。あくまで自己責任で(笑

 なお、某理論株価検索サイトではやや割安評価。

あおぞら銀行(8304)

 決算3月、中間9月 売却時2,577円 18日株価2,549円

 ここも決算発表後、株価下落はしましたが、しっかり回復中の銘柄です。

 ここ数日は決算発表以外は目立った材料は無いので、需給回復といったところ

 でしょうか。自分自身、金融系の銘柄は好きで、三菱とみずほと、このあおぞら

 銀行の銘柄が好きで、小さい株数ながら保有をしております。

 余談ですが、株式投資で一番最初に買ったのはみずほ銀行でして、株式統合で

 10株が1株併合になる前から、ちょっとずつ買い集めていたものを今でも保有

 しており、思い出の銘柄のような感じです。このつながりで、色々調べて、

 初めに目に留まったのが、三菱とこのあおぞら銀行だったという経緯です。

 なので、ちょっとした思い入れみたいなところで、若干贔屓はあります。

 某理論株価検索サイトでは適正株価より少しだけ割高あたりの評価です。

三菱UFJ FG(8306)

 決算3月、中間9月 売却時701円 18日株価713.2円

 決算発表以降、好材料が連続して出ていることもあり、株価も好調が続いています。

 上記のあおぞら銀行でも触れましたが、思い入れのある銘柄の一つですが、

 金融系はメガバンクが概ね好調ということもあり、決算発表またぎでも大丈夫

 だった結果となりましたが、あくまで結果論。

 実のところ、三菱UFJは決算発表内容自体があまり良い内容でなかったところで、

 自己株式取得の発表などの好材料で買い支えといった流れが続いていると

 いう事が出来ます。なかなか策略的な立ち回りで、とても興味深いところです。

 決算内容としては、2Qの前年比較として、

 売上は前年比25%増であるのに、最終利益が前年比で50%以上減。

 確かに特別損益の区分の影響もあったとしても、経常利益時点での前年比を

 しても、前年比50%近くの減であり、資金調達費用の増加やその他業務費用、

 その他経常費用が大きく増加している点も、結構な懸念材料ではあるところです。

 資金調達にかなりコストが掛かっているという点は、マクロ経済的な視点で

 考えたときに、ニュースでも流れる金利利上げのニュースが、ここにダイレクトに

 跳ね返ってくるという事になるので、金融機関もあおりを大きく食らっている

 事が伺えます。

 某理論株価検索サイトでは適正株価より少しだけ割高あたりの評価です。

サイバーエージェント(4751)

 決算9月、中間3月 売却時1,249円 18日株価1,242円

 ここも以前のブログで少し記事にしましたが、ゲーム開発企画運営の会社です。

 10/26に一時期1,315円まで株価を伸ばしたところが、大引け後の決算発表で

 増収減益、1円増配の発表で翌日から下落が続き、その後11/1夜にユーロ円建て

 新株予約権社債の発行の発表で、翌日11/2に大きく株価を下げ、11/4に

 1,068円を底値に反発を始め、11/18には1,264円にまで回復してきています。

 これは、この週末にウマ娘のライブが行われて、これに伴う新情報が、

 業績押上げの要素になったと考えられます。その他にも要素はあると思いますが、

 目につく材料としては、この辺当たりが考えられます。

 ウマ娘に関しては、自分自身もゲームユーザーなので楽しませてもらってますが、

 ここ最近の内容としては、ゲーム環境関係の改善が目立っており、ゲーム拘束時間の

 削減対策など、以前からユーザーから上がっていた声が少しずつ反映されて

 いるような状況ですが、いくつかのゲームイベントに関しては、やはり不満の

 声があります。私もその点については、確かにそうだなぁ・・・と思ってい

 ます。とはいえ、競馬業界や畜産業界(主に馬関係)にも大きく影響がある点は、

 大きく評価できると思います。ゲーム自体というよりは、競馬、馬を取り巻く

 全体としての評価という点で考えるのが大切なのかなとも思うところです。

 その関連で行くと、12月決算の東京都競馬(9672)も、大井競馬場ウマ娘として、

 一種の聖地巡礼地みたいな感じにもなっていますし、実際、今開催中の東京メガ

 イルミの開幕式の際に、ウマ娘に出演の声優さんが出演していたりと、

 ウマ娘を関連する業界全体含めて長く続けていきたいというサイバーエージェント

 意志というのがよく分かるのではないかと思います。

 某理論株価検索サイトではやや割高の評価となっています。

日鉄鉱業(1515)

 決算3月、中間9月 売却時2,915円 18日株価3,105円

 この銘柄は、かなり以前に売却していた銘柄でして、今回振り返りの際に、

 買っていたことを思い出したところです。

 8/29に1株から2株に株式分割を行っていましたが、9月に入ってから株価が

 乱高下しながら下がっていき、10/3に2,663円を記録してから徐々に上がっていく

 形になっていました。

 11/4の決算発表まで、マクロ経済関連の連想ゲーム的な思惑で動いていたような

 状況です。決算発表が出てからは、反発下落が若干あるものの、ほぼ上に

 株価が上がっていくような状況が続いており、11/18に3,145円まで株価を

 つける展開にまで上がっています。

 思惑や需給があるとはいえ、堅調な上り調子という事が出来ます。

 決算期も2Qから少し経過し、決算発表からも日にちが経過したという事も

 あり、安定してきているのではないかと思われます。

 思惑系の材料としても、良い流れなのかなと思います。

 某理論株価検索サイトでは超割安の評価となっています。

あいちFG(7389)

 決算3月、中間9月 売却時1,799円 18日株価2,054円

 元々は愛知銀行(8527)として保有していたものでしたが、中京銀行(8530)と

 経営統合により、あいちフィナンシャルグループに統合となりました。

 経営統合後、株価も順調で右肩上がりが続いています。

 一時2,177円まで上がったものの、11/14決算発表による反発調整で株価が

 2,000円まで下落するものの、2,050~2,100円あたりで推移している状況です。

 直近の材料関係も、大量保有報告や決算発表の他は、株式報酬型ストック

 オプションあたりで、概ね思惑や需給で動いていると推定されます。

 決算発表が11/14にありましたが、ポイントとしては、あいちフィナンシャル

 グループとしての決算発表ではなく、経営統合前の中京銀行愛知銀行それぞれの

 連結決算短信となりました。

 これは、経営統合の日付から考えれば、あいちフィナンシャルとしては、

 10/3(月)に設立であるため、2Q決算である9月までの決算発表をするには

 データが無いため、それぞれの銀行の決算発表となります。

 中京銀行

  前年比減収増益

  前年度決算にて特別損失に減損損失の計上やその他特別損失の計上があり、

  これが無ければ、前年比減収減益となるが、それほど大きな減少ではなく、

  ほぼ横ばいであり、それほど悪い数字ではない印象です。

 愛知銀行

  前年比増収増益

  特別損益の影響は少なく、その他業務収益とその他経常収益の増加が目立つ

  ものの、全体的な増加という印象はある。こちらもそれほど悪い数字ではなく、

  安定した数字という印象です。

財務会計論な観点では内部取引処理や連結のれん等の計上の問題が残るため断定は

できないものの、ざっくり2社を合算した際に、それほど違和感のない良い数字では

ないかというのが印象です。

理論株価検索サイトでは、情報が古いままのため参照せずです。

 

※売却価格は、日興フロッギーで独自に計算指定する金額のため、実際の相場株価

 と数字が若干違いますのでご注意ください。

 

以前のブログで公表したものも含めて、現時点で上記の銘柄を考えています。

めぼしい銘柄は、ことごとく好材料で上がってしまったという状況で、

良いのか悪いのか、ちょっと悔しいところはあります。

全体的には、追加で購入しようというのが結論です。買って下がったら、

またその時考えます。

 

あとは、現保有銘柄のバンクオブイノベーション(4393)

場中の動きも出来高は少なくなっているものの、なかなかに乱高下していて、

もう少し保有で良いかなというのが正直なところです。

アプリゲーなので、やはりセルラン推移は注視していく必要はあります。

あとは、メメントモリを取り上げているゲーム配信者の動向確認という所かと

思います。

現時点で注目している配信者の人の動向を見ている限り、

廃課金者の動向はかなり手堅いというのが感想です。

あとはアクティブユーザー数の推移とセルラン推移の観察に終始する感じ

にはなりますが、当面は会社的には面白いと言えるかともいます。

とはいえ、評価損率-40.2%とか、なかなかに絵面がエグイところです・・・。

 

とりあえず、追加で買戻しをするとして、購入数は明日考えながら

発注を掛ける予定です。

明日の前場での決済になるので、そこも含めて前場の動向も想定しながら

買い注文を考えてみたいと思います。

 

ここまでお読み頂きまして、誠に有難うございました。

 

 

 

 

 

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